モーツアルト!

今日は朝から久しぶりにモーツアルト三昧だった。パソコンに向かって論文最終校正しながらゆったりとモーツアルトのクラリネット協奏曲K.622を聞いていた。すると驚く事に、この曲をバックに昔暗唱していた英詩が無意識に口をついてでてきたのだ!!(別に自慢しているわけじゃないです!はい)高校生の時やたらと英語の暗唱をやっていた頃ある教材でこの曲を背景にエリザベス・バレット・ブラウニングやウィリアム・ワーズワースなどの英詩をやたらと暗唱したのだが、それらが自分でもびっくりするほど口をついて出てくるのだ!!(特に昨今年齢のせいか単純な固有名詞さえが見事なくらいど忘れ状態に陥り、「ほら、あれ、あれだよ!!」って叫んでいる自分にとっては驚異なのです苦笑)
自分は高校の時、特にこのエリザベス・バレット・ブラウニングの”How Do I Love Thee?”という詩が大好きだったのです。伝え聞くところによると病弱だったエリザベスは当時の英国の大詩人ロバート・ブラウニングと詩を通じて知り合い、大恋愛に陥り、何百通という情熱的なラブレターを交わした後、終いには父親の大反対を押し切ってイタリアへ駆け落。以後イタリアのフィレンツェで55年の生涯の幕を閉じるまで本当に幸せに暮らしたそうです。こんな物語に熱く熱くなれた当時でした(汗)この物語を聞いた後この詩を聞くと本当に恋って素晴らしいなとつくづく思いました。久しぶりに初心に帰って暗唱しましょう。(もちろんモーツアルトのBGMで)
How do I love thee? Let me count the ways.
I love thee to the depth and breadth and height
My soul can reach, when feeling out of sight
For the ends of Being and ideal Grace.
I love thee to the level of everyday’s
Most quiet need, by sun and candlelight.
I love thee freely, as men might strive for Right;
I love thee purely, as they turn from Praise.
I love thee with the passion put to use
In my old griefs, and with my childhood’s faith.
I love thee with a love I seemed to lose
With my lost saints,–I love thee with the breath,
Smiles, tears, of all my life!–and, if God choose,
I shall but love thee better after death.
  どんなに貴方を愛しているか私に言わせて。
  私のあなたへの愛はわが魂の行きつくところまで、底知れず深く、広く,高く
  生存の目的や最高にすばらしいものを探し求めるときのように.
  あなたを愛している.太陽やろうそくの光のような,
  日常でいちばん静かな,かけがいのないものと同じように.
  あなたを愛している.正義を求めて闘う人々のように自由に.
  あなたを愛している.称賛に感心のない人々のようにただ純粋に.
  あなたを愛している.私が昔,ふさいだ時にそれを乗り越えた情熱や,
  子供のときに持っていた信仰で.
  あなたを愛している.失われた私の聖人たちと共に消えてしまったかに思えた
  愛で. あなたを愛している.私の人生すべての
  呼吸,笑顔,そして涙で!そして,もし神様が許すのなら,
  私は召された後も,よりあなたを愛しつづけます.
いいな~!!若者たちよ!こんな恋してみなさいな~~~(おじさんの戯言かい?笑)

2009-11-22 01:32 | ひとりごと | コメント(4)

モーツアルト! への4件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。