靴に誘われ、長崎からオシュコシュへ

このナイキの靴は、6月に文化庁の旅公演の際、長崎駅前で購入し、公演初日の朝、長崎駅から平和記念公園までランニングした靴だ。(6月のブログ参照)この時は単に前夜「走りたい!!」という衝動とお参りしたいという思いで購入したのだが、その後この靴が自分を不思議な縁に導いてくれることになるとは思わなかった。その後、旅程に従い、雲仙~熊本と早朝ランニングし、この夏、ニューヨークにてセントラルパーク、ボストンにてハーバード大学の横を流れるチャールズリバーを早朝走り続け、途中オハイオの見知らぬ田舎町の深夜、蛍の光を眺めながら走った。そして今回の最終目的地、ウィスコンシン州。マディソンの街をこの靴で走りながらある日、そこから車で約1時間半のところのOshkoshuという町の航空博物館(EAA)を訪れた。ライト兄弟のライトフライヤーから、リンドバーグのスピリット・オヴ・セントルイスという歴代のランドマーク的な機体を見た後、第一次を経て、第二次大戦の戦闘機、爆撃機の本物を見学したのだが、その展示の中になんと、長崎に落とされた原子爆弾、通称ファットマン(これに対して広島のものがリトルボーイと呼ばれた)の同型の原子爆弾の展示があったのだ。(写真右) 初めて見る原子爆弾にかなり複雑な気持ちだったのだが、これも天が導いて何かを伝えてくれているのだろうと思い、改めて犠牲になった方々に心の中で手を合わせた。おりしもこの日8月15日は終戦記念日だった。  

2014-08-30 10:24 | つれづれなるままに | コメント