4月だ!!

さてさて3月も終わり、新しい年度がさまざまな面白いことと共に始まる。明日4月1日から上野鈴本演芸場の上席(1日~10日)に2時10分あがりで出演予定だ(ただし9,10はお休み)。そしてその後11~13日まで大阪方面に今快調に進化しつつある、英語とマイムのショーででかける。(関西方面の方はメールでお問い合わせくだされば、連絡先お教えいたします)。その後15日には国立演芸場にて、古今亭志ん橋師匠たちの東西三人会のゲスト出演の予定だ。その間8日に例のNHKのクイック日本語レッスンの収録、そして10日からいよいよ大学の新学期が始まる。 今年度から玉川で初めてマイムの実技のクラスを教え始める。そして早稲田では「マイムの歴史と理論」 (The Art of Mime and Pantomime: the history, theory, and practice of non-verbal, physical theatre) という授業を開始。長くマイムとかかわってきた自分にとってはある意味、今までの集大成として力が入る科目だ。このマイムという奥深いジャンルの楽しさ、面白さを一人でも多くの人々と分かち合いたいと思っている。(写真はプリュアケスの壷の表面に描かれた絵。おそらくマイムの初期の形態と考えられている。紀元前4世紀ごろのもの)

2008-03-31 01:52 | 公演 | コメント(2)

願わくは 桜の下にて・・・

今日は、友人からの突然のメールに誘われて、なかば衝動的に夜桜の見物となった。最初は成城の妙法寺。しだれ桜に大島桜、その他さまざまなちょうど見ごろの夜桜がライトアップされていて実に見事だった。すばらしい心のご馳走だったが、その上に妙法寺の特製桜餅まで食べてしまった。帰りには「はしご」で府中市の東郷寺。初めて訪れたがこれもまたすごい!(本当にボキャブラリーが貧困だが、本当にすごいものをみると、すごい!!しかでてこなかったのだ!)薄暗い夜の背景に真っ白にその姿を映し出す枝垂れ桜。そしてそのまた背景に黒々と立ちすくむ山門の影。この山門が黒沢明監督の例の「羅生門」のロケ地であることを初めて知らされた。なぜか二歳半の息子がこの山門を異様に怖がったのが印象的だった。自分が黒澤にであったのはたしか20歳のときのニューヨーク!!「七人の侍」をみてからものすごいファンになって、その後母校のニューヨーク州立大学に黒澤映画が来るたびに見に行った覚えがある。「羅生門」みたのも当時だった。何とこんなに近くにロケ地があったとは!!息子は果たしてこの映画をいつ、そしてどう見てくれるだろうか。 「願はくは 桜の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ」・・・西行法師のこんな歌が脳裏に響き渡った・・・いつから日本人は桜と死を結びつけたのだろうか。思えば、人間だれしもが皆刻々と死にむかって大股で歩き続けている毎日なのだ。いつの間にか目の前を時が駆け足ですり抜けていってしまう昨今、久々にこんな死を意識する思いが心をよぎった。時に立ち止まって死を見つめるのは素敵なことだと思う。終わりがあるから、だからこそ今の一瞬一瞬が「美しく」、「美味しく」思えるのだ。今目の前にあるもの、仲間、家族、自分、それをちゃんと「観られる心」・・・凡人の精一杯の悟りだ。今日のこの瞬間に感謝、そして合掌。  

2008-03-29 02:53 | ひとりごと | コメント(1)

できること

23日のブログに関する様々な反応をメールでいただいた。皆さんそれぞれに真剣に考えていらっしゃることを知り、このエネルギーをよい方向に集中できたらいいだろうななんて思った。そしてこういったことがある度に疑問に思うことがある。果たしてこういった事を風刺して笑いに結びつけること自体に意義があるのだろうかということだ。誤解しないで聞いてほしい。これはあくまで個人的な感情論ではない。最近時事ネタを中心に笑いのネタを作っているグループや個人があるが、一番気になるのがこの笑いでお客さんが同感、納得して安心しまうという事なのだ。英語でこういう表現がある。”preaching to the converted” つまり身内の賛同者に対しての説教というような意味だが・・・こんな状況になっていないかということだ。つまりそんなことに意識のない人間は最初からそこにはいないのだ。そしてその笑いで、同感した安堵とともに現状を納得してしまうような風潮が怖い。自分でもたまには時事ネタはやるが、いつもこの不安が同居している。笑いとはガス抜きである。しかし、今平和な国にいる自分たちがガス抜きをしていても何の意味も無いような気がするのも正直な感想だ。ん~、難しい。大切なことは、どうにかしてこの子供たちを救いたい。 一つの方法として、日本人にディベート的な思考回路を身につけてもらう事だ。日本人は論争が嫌いだ。すぐに喧嘩になってしまう。そこでこの知的対決の方法、ディベートが役に立つ。あくまで方法論の一つなのだが。たまたま今度、自分が演者として参加する会が今月29日にある。著名なディベート教育、英語教育の先達、松本道弘氏が主催する会である。ご参考までに http://www.english-kodokan.com/kodokan-08-03-29.pdf?ie=UTF8&s=books&qid=1191923460&sr=8-1

2008-03-25 02:41 | ひとりごと | コメント