上野~新宿

昨日今日と鈴本出演の後に新宿に代演がございまして久々に末広亭に出ております。実は私の弟子が昨日末広デビューを果たしました。彼は十年以上前に既に池袋、上野、そして国立などには私と出演してはいたのですが、さすがに新宿は初めて!!本人はその場所的な制限あるいは独特の客席にかなり緊張していたようです。 さてさて鈴本演芸場もあと今日と明日を残すのみとなりました。明日は久しぶりに指圧を受けて身体にご褒美をあげようかと思っております。何しろ昨夜新宿の後に行われた東京学芸大学の懇親会でお会いした先生に伺ったのですが、広辞苑の定義によると「中年」とは40歳前後の頃だとか・・・・因みにそれにショックを受けて帰宅後「初老」という項目を引っ張ってみますと、何と!!1)老境に入りかけた年ごろ。そして2)40歳の異称(!?)だと定義されております。おいおいおいおい~~~~初老はすでに10年以上前に終わっていた?(爆)

2011-02-27 06:56 | つれづれなるままに | コメント(5)

The king is naked!

いつも悩む事がる。政治ネタ、時事ネタを舞台で扱ってお客様をくすぐるという行為です。勿論自分も最近、特に演芸場ではやる事があるのですが、実は同時に心の底で良心の呵責を感じている自分がいます。それは芸人の短絡的なギャグにより、そこに日本のマスコミが垂れ流す多分に世論誘導的なトラップ効果をさらに助長してしまう、つまりバイアスに満ち溢れたマスコミの情報操作の共犯者になってしまうという事です。以前もこの件に関して触れた事があるのだが、芸人の時事ネタというのは押し並べて世間に予め合意されている見解を追確認する意味での使われ方が多い。それが英語でいうPreaching to the converted つまり既に納得している人々への説教という事になる。だが、それはまたさらなるミスリーディングという悪循環助長につながってゆく事が多分にあるのも事実だ。テレビ番組などで芸能ネタと政治が一緒に語られる昨今は特にその傾向が強い。 例えて言えば先日問題になった鳩山元首相の「方便」発言。単に「方便」という単語を局所にちりばめて捻ればそれはそれで笑いは取れるでしょう。「八百長」にしてもそうです。今確実に笑いを取れます。ただ、この方便という言葉がどんなコンテクスト(文脈)で使われ、それが実はどんな重要な意味を背後に持っているのかを本当に知ると、空恐ろしくなるくらいこの方便発言が今後の日本のあり方に意味を持ってくるのがわかります。 先日何気なくyoutubeをみていて本当に怖いなと思ったのがこの方便発言の日本のマスコミのとらえ方です。まるでその論旨はタブロイド紙、芸能情報誌の記事のようで、まるで深い分析がされていません。長年記者クラブの大本営発表をそのまま垂れ流し続けた結果の思考停止なのでしょうか、あるいはある意図をもった情報操作なのでしょうか。 詳しくはhttp://www.youtube.com/watch?v=44VIiVm4xzE&NR=1 この動画の11分あたりから小西克哉氏が触れていますが、同じような事を内田樹教授も感じているようです。http://blog.tatsuru.com/2011/02/23_1042.php そして日本の政治家たちもこの稚拙な解釈を無批判に踏襲し国会で問答を続け、無駄な時間と国民の税金をドブに捨てています。悲しくなると同時に、日本の将来が物凄く不安になります。 もっとも自分はたかが芸人、こんな事を改めて舞台から発信するなんて大それたことを考える事自体生意気なのかもしれない。でもついつい喋りたくなる自分の悲しいサガ。大きな声で叫びたくなるな~!“THE KING IS NAKED!!” 王様は裸だ!王様は無能だ!、「王様は・・・・・

2011-02-25 08:33 | ひとりごと | コメント(2)

思考停止の恐ろしさ!

さてさて、一カ月間の鈴本演芸場出演も下席に入り、毎日の舞台に少々身体が悲鳴を上げてきました。しかし、日々弟子と一緒のコンビネーションを色々試せるのが嬉しい。勉強の連続です。舞台は本当に楽しい。 お客様の反応も温かく、時に本当に嬉しいコメントを頂きます。 話は変わるが、昨今ネットによる民衆パワーが世界中でさく裂する中、我が第二の故郷、アメリカはウィスコンシン州の首都マディソンでも民衆パワーが爆発したようだ。もともとこのマディソンという所は70年代には「中西部のバークレー」という異名を持つほどリベラルな地域だったのだが、最近のTeaパーティーの躍進に押され、前回の知事選では共和党知事誕生という驚くべきニュースが流れた。だが、今回その知事の年金費用などの負担増加を強いる法案に反発する労働者や公務員らがマディソンの州議会議事堂にぞくぞく集結しており、地元メディアによるとその数は約2万5000人以上に膨れ上がり、今もぞくぞくとその数は増えつつあるという。 恐らく母校ウィスコンシン大学からも相当数の学生達がこのデモに参加しているに違いない。Solidarity Forever!! と団結を叫びながら・・・・ フェイスブックを通じて様々な情報が入ってきます。検索していくつかの写真をみたがそのキャプションにはThis is real democracy (これが本当の民主主義だ!)と書かれていた。勿論チュニジアや中東のような暴動には至っていないのだが、それにしても凄い数の人々が州議会議事堂に集結したものだとつくづく思う。民主主義が機能しているなと感じさせられる。 振り返って、日本はどうだろうか?様々な集会やらデモが起こっている事がネットを通じて報道されているのだが、一般メディアではイマイチ盛り上がらない。これだけ矛盾した政府への怒りを一般紙やテレビは絶対に報道しない。どうしてなのだろうか? 恐らく何かの利権に関係する力が働いているのだろう。それに、なんだか最近消費税率引き上げという事に関して殆ど一般紙やコメンテーターからそれに反対する異論を聞かない。はたして本当に仕方ない事なのだろうか?消費税って本当に平等なのだろうか?どうもそうではないような気がする。 どうやら最近の日本人はマスコミを筆頭に思考停止している様な気がする。怖いなこれ。テレビを見るとパンダが来たとかいう方が大きなニュースになっていて、なんか大事な議論がまったくされていないではないですか!!思考停止は怖いですね。消費税によってどれだけ景気が落ち込む事か、また大企業、とりわけ輸出企業が得をし、その下請け業者が涙を飲む事か・・・・それに議員定数などの無駄な経費を一切削減せずに・・・・ マニフェストってこんな舌先三寸でいいのなら一体何を基準に選挙いけばいいのだろうか? 最近硫黄島玉砕の手記(17歳の硫黄島)やらサイパン玉砕後の日本人の抵抗を描いた映画[太平洋の奇跡」などをみましたが、これらは長い間の大いなる思考停止の積み重ねの結果のような気がします。普段何気ないこうした積み重ねがやがて大きな後悔を生む。そしてその時には既になすすべがない・・・・こんな風になる前に議論すべきでは?と思うのですが・・・・それともやはりこの国には民主主義は似合わないのでしょうか?内田樹さんがいう辺境の国では?・・・・それとも同教授がいわれるように「こんな日本でよかったね」なのか・・・・(苦笑) (写真はマディソン州議会議事堂に集まった人々。恐らく赤いスウェットをきているのはウィスコンシン大学のカラースウェット)

2011-02-24 01:26 | つれづれなるままに | コメント(1)