若者の目

今日は福島県湯本での高校の芸術鑑賞会の舞台だった。とても気持ちの良い、そして素直な反応が素早く返ってくる若者たちだった。このような反応は、やっている芸人を本当に“乗らせて”くれるものだ。芸を作り上げるのはまったくもって観客もその半分を担っているとつくづく思う。ひと動きごとにドット盛り上がる声は確かに、今まで持っている芸をだしきって見るか!とい誘いに聞こえるのだ。1時間30分があっという間に過ぎた。後で会館のスタッフの方がきて、「事務所にいて、こんなに盛り上がりが会場から聞こえてきたのは初めてです」と言われたくらい!!願わくば今日の舞台が一人でも多くの若者の心の糧になってくれますようにと祈るばかりだ。ん~、まだまだ現役でやりたいな~。やはり生の舞台でしか味わえないものがある。
NYUの教育演劇学科で教えている旧友(といってもそんなに親しかったわけでもないが)からFace bookの誘いがあった。これはアメリカの若者版のミクシーのようなものだ。そして彼女は先学期から彼女のフィジカルシアターという身体表現のクラスの参考文献にわがカンジヤママイムの本を載せてくれたという。そして何よりウレシ、恥ずかしかったのは学生の一人がカンジヤママイムの活動をクラスでレポートしてくれたという。マイムはまだまだこれからの芸術だ!!
(写真は湯本駅前に散在した、愉快な音楽家たちの像の一つ)

2008-10-20 10:57 | つれづれなるままに | コメント

楽しい興奮の後のガッカリのガックリ・・・

昨日は都内の某小学校の芸術鑑賞会。やはり子どもたちの笑顔は最高だ!こちらも元気をたくさん頂くし、これからの未来を背負って立つ子達がいい笑顔で大笑いしてくれるのが楽しくて仕方ない。本当にいい仕事に就いたなと思う。マイムって最高!!願わくば昨日の私たちのマイムをみてくれた子どもたちの笑顔が絶えませんように・・・っと念じていた矢先の出来事だった。
一昨日のブログでオバマのそのカリスマ的な弁術とその知性を語った後で、今、多くのブログで語られている麻生総理の言動をみてびっくりした(汗) これってかなりヤバイんじゃないかなとつくづく思ったので一応紹介・・・

だってだって、このときすでに外相だよ!・・・いやしくも一国の外相がこんな発言しているという事実をみて、おかしさを通り越して、悲しくなった。海の向こうじゃハーバードのエリートがまったくの一個人としてコネではなく、自らの理路整然としたその理性と弁術を使って大きな人種障壁をのりこえ、大統領になろうとしているときに、こちらでは二世、三世のお坊ちゃま達が基本的知識もないままにこの国の舵を取ろうとしている。いいのかな?危なすぎない?
ちなみに、この時のたかが一場面をみて揚げ足とるな、といいたい方のために、もう一つ!!踏襲(とうしゅう)するという漢字が読めない一国の総理をどう思いますか?「フシュウする」って確かにいっているぞ!(苦笑)
http://jp.youtube.com/watch?v=r6DrKUiGKuw
やめようよ!政治家のお世継ぎは。世襲制では本当に優れた個人の才覚を埋もれたままにしてしまう。私たちも、もういい加減「地元だから」とか、あの息子だからという間違った価値判断はよしましょうね。やがては自分の身に降りかかってくる真剣な問題をはらんできます。政治を実力主義(メリトクラシー)の世界にするのは私たちのこういった正しい判断ですね。いや~、マイッタ(汗)

2008-10-18 06:58 | ひとりごと | コメント(2)

潜在的な偏見が爆発するとき。

オバマとマケインの三回目の大統領ディベートをUチューブで一通り見た。なんという余裕の差だろうか。マケインの目の落ち着きのないマバタキに対して、オバマのゆっくりしたマバタキが異様なまでの優勢状態を示していた。やはり目は「脳の出店」と言われるだけあって、話者の精神状態を鮮明に表わしている。それにしてもオバマの弁論術は素晴らしい。ハーバード大学時代からそのカリスマ性はすでにスピーチに出ていたらしいが、本当に理路整然としていて態度からレトリックからしてマケインの劣勢を際立たせていた。
マケインの戦法はひたすらオバマを中傷非難することに徹していた。それもオバマが何度も否定している上にさらに同じ論法を繰り返すのみ。ウィリアム・エアーズというイリノイ大学教授(元テロリスト指導者)とオバマがたまたま過去に同じ会議に同席したという事実を針小棒大にふれ回り、挙句の果てに「オバマはテロリストの仲間だ」「Blind Ambition, Bad Judgment」といったキャンペーンをテレビで繰り返している。あまりに幼稚な戦法の裏にマケインの大統領選挙の勝算に対する不安がしっかり滲み溢れている。実際の大統領直接討論(ディベート)は初めての留学時代、レーガンの時代から毎回見ているが、今回が一番醜いような気がした。アメリカはそんなネガティブキャンペーン(相手の上げ足とり)をしている余裕なんてないはずだ!!
それにもましてこわいのがアメリカ人(特に白人)の中にうごめく潜在的な偏見だ。普段は多文化主義による結束を謳ってはいるが、いざ白人以外の少数派が目立つ位置に立つとくすぶってくるものが白人至上主義だ。MSNBCニュースをみていたが、「オバマはテロリストだ!」「オバマはアラブだ!」といった黒人に対する今まで抑圧された偏見がこういったチャンスを突破口として噴出してくる。大声でテロリストと叫びながらデモをする白人たちが後を絶たない。自分のネガティブキャンペーンが独り歩きしてしまった時、座談会にてマケインがかえってオバマを擁護しなくてはならない場面が何度も繰り返し放映された。そしてそんな場面でマケインが「オバマは立派な家庭的人間だ」というコメントにも共和党支持の聴衆からブーイングが起こる。・・・これが一国の代表をきめるためのキャンペーンなのか?本当に恥ずかしいし、悲しくなる。たしかに今アメリカはその本当の意味での自由な国としてその資質が試されているのかもしれない。
日本もアメリカのように直接選挙を!とは思うのだが、まずは一人一人のこういった偏見をなくさねばこのシステムは恐ろしい方向に走ることを知らされたような気がした. もっとも日本の政治家たちの言論、特に多文化主義に対する無知、偏見はやはり最悪だけどね。
うううう、そんなこんなで時間をかけてしまったが、明日は都内の小学校の芸術鑑賞会!!六時半出発だ!!早く寝なくては…good night moon! and good night Bush administration forever!!
[写真はオサマ(ビンラディン)とオバマを重ねたポスター]

2008-10-16 10:20 | ひとりごと | コメント