若者の目

今日は福島県湯本での高校の芸術鑑賞会の舞台だった。とても気持ちの良い、そして素直な反応が素早く返ってくる若者たちだった。このような反応は、やっている芸人を本当に“乗らせて”くれるものだ。芸を作り上げるのはまったくもって観客もその半分を担っているとつくづく思う。ひと動きごとにドット盛り上がる声は確かに、今まで持っている芸をだしきって見るか!とい誘いに聞こえるのだ。1時間30分があっという間に過ぎた。後で会館のスタッフの方がきて、「事務所にいて、こんなに盛り上がりが会場から聞こえてきたのは初めてです」と言われたくらい!!願わくば今日の舞台が一人でも多くの若者の心の糧になってくれますようにと祈るばかりだ。ん~、まだまだ現役でやりたいな~。やはり生の舞台でしか味わえないものがある。
NYUの教育演劇学科で教えている旧友(といってもそんなに親しかったわけでもないが)からFace bookの誘いがあった。これはアメリカの若者版のミクシーのようなものだ。そして彼女は先学期から彼女のフィジカルシアターという身体表現のクラスの参考文献にわがカンジヤママイムの本を載せてくれたという。そして何よりウレシ、恥ずかしかったのは学生の一人がカンジヤママイムの活動をクラスでレポートしてくれたという。マイムはまだまだこれからの芸術だ!!
(写真は湯本駅前に散在した、愉快な音楽家たちの像の一つ)

2008-10-20 10:57 | つれづれなるままに | コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。