UW同窓会!

土曜日の夜は新宿にてウィスコンシン大学時代の仲間が久々に集まった。同窓生といっても年齢も専攻も趣味も癖も方言も?全く異なるメンバーだ。ただ、単に同じ時期にたまたま中西部のリベラルな大学に集ったというだけ。だが、それゆえになおさら縁の深い面々だ。今はそれぞれがそれぞれの分野で頑張っている。博士課程で最先端の研究している者、一流企業のビジネスマン、大学研究室助手、NPO主催、そして大学講師と色々なバックグラウンドだ(もちろん芸人もいるのだ・笑!!)。年齢も20代から40代後半!?それでも会うと話はマディソンのハチャメチャな思い出話に花が咲く。お互いに年中アカデミックなプレッシャーを背負いながら週末のショッピングやらパンケーキで気分を癒し合った大切な仲間たちだ。なぜか今回は小さいのが一人いたが・・・・笑 彼も一応マディソンのキャンパスを毎年走り回っている(笑) このブログはたくさんのウィスコンシン仲間も見てくれているのでここに報告かてがら写真を載せます。この次はあなたも君もぜひ!!笑  ところで、来年のUW日本同窓会の講師を引き受けています、ハイ(汗)  (写真は新宿駅にて)

2008-10-27 01:52 | つれづれなるままに | コメント

日大芸術学部にて

今日は日大の芸術学部にてマイムの特別ワークショップを行ってきた。初めて訪れる所沢キャンパス。二時間少々のワークショップだったが、学生さんたちは本当に一生懸命に体を動かして答えてくれた。自分も楽しんだ。結構集中的な中身の濃いワークショップだったので、おそらく明日はみな慣れない筋肉を駆使した結果の筋肉痛に襲われるかもしれない(笑)
最近こうしたワークショップ依頼が多くなっているが、やはり若い人に大道芸としてしか知られていない、表面的なマイムの奥にある、ステージマイムの深さを少しでも知ってもらいたいと願っている。昨年のマルセル・マルソーの死後、現在次世代をしょって立つマイムの存在はその影が薄い。現在ヨーロッパにおいても、アメリカにおいてもマイム芸は本当に風前の灯のような存在になり下がっている。一方、顧みて我が国では、素人に毛が生えたような陳腐な大道芸を商品にイベント業に、そして学校公演にと手を広げる、いわゆる「業者」は後を絶たない。本当にこのままではマイムは単なるパーティーやお祭りのためのモダンなチンドン屋さんとしてしかその存在を維持できなくなってしまう。(ことわっておくが、これはチンドン屋さんを中傷する意味ではまったくない。チンドン屋さんはそれなりの存在価値があり、客引きのための有効な手段ではあるが、ドラマとしての深みを出すというマイムの特色がなくなるという意味だ)。
願わくば、こういった地道なワークショップによって一人でもマイムの奥深さを知る人々が増えてくれることを願っている。日大芸術学部のみなさん、ありがとう!
日大芸術学部教員室入口にて!

2008-10-24 07:04 | ワークショップ | コメント(2)

論文審査委員!?

今朝ほど、アメリカ教育演劇学会の担当教授からメールが届き、本年度の最優秀論文賞受賞者として来年度の論文審査員の一人に加わるように依頼された。うれしいことだが、実際にはものすごい量の仕事になるので、少々困惑した。何しろ昨年提出した自分自身の博士論文だけでも250ページというページ数であったから自分でその論文読み返すだけでも時間がかかった。それが今度は何十本の論文を読まされることになるかわからない。最近は仕事の忙しさで英文を読み込むという機会がかなり少なくなっていて、それに比例して確実に英文を読むスピードが落ちている。ん~、大丈夫かな?・・・とおもいつつも、やらねばならない責任なので一応引き受けはした(ああ、またまた自分の首を絞めることしてしまったような・・・)
が、しかし、こういうことはポジティブに考えよう。今教育演劇会でどのような考えやビジョンを持った人間がどのような研究をしているのかが勉強できるというわけだ(苦笑)試行錯誤、中にはハチャメチャな論文もあるのだが、たしかにこのような毎年の取り組みはこのフィールドを活性化する一躍をかっているし、振り返って日本の現状をみると、このような試みは皆無といってもいいようだ。いつになったらこの国で芸術教育に市民権があたえられるのだろうか。
今日はこれから演劇史のクラス、中世演劇だ。なぜか自分自身この時代の演劇には心惹かれるものがたくさんある。演劇が教育として利用された代表的な時代である。民衆が楽しみながら自然に聖書の世界に関する知識を身につけていった時代。より面白いのが、演劇活動を非難中傷しながらも自らがその復活に寄与してしまう運命をたどったローマンカトリック教会。そして、それよりもはるか以前にすでに演劇を教化の手段として取り入れようとしていた宗派もあったという。(アラダイス・ニコール氏によるとアリウス派というグループは復活祭劇誕生以前にすでに一般民衆教化に劇を使用していたという)。楽しみながら学んでしまう・・・これは使い方によっては本当に危険でもあるし、有用でもある。いわゆる両刃の剣なのだ。
といっても何もこれらが必ずしも真面目な劇ではなかったということがまた面白い。ノアの方舟の劇の中のノアの奥さんにしても本当にカカア天下のものすごいがみがみババアのようなコミカルな存在に書き換えられており、またスペシャル効果にしても、洪水を見せるために舞台後方の家々の屋根にワインの樽に仕込んでおいた大量の水を一気に舞台上に巻き続ける(しかもそれがかなりの時間つづくような量)というのだからものすごい。とにかく徹底したリアリズムを追及した遊び心が爆発した時代だ。こんなイベント日本でもやったら本当に楽しいだろうなと思う。そしてこんなイベントがコミュニティーを結びつけて、子供たちの住みやすい共同体の創造にもつながるのではないかなと思う。もっともこれも坪内逍遥がすでに大正時代に考えていた構想なのだが・・・。共同体の意識が希薄になった今こそ、こんなイベントであそびたーい!!
(写真は中世聖史劇の移動ワゴン舞台とそれに群がる群衆)

2008-10-23 09:00 | つれづれなるままに | コメント