六代目襲名披露

六代目三遊亭円楽襲名披露パーティーが帝国ホテルで開かれ、カンジヤママイムも末席に参加させていただいた。とにかく豪華なゲスト、そして驚きと笑いの渦巻くパーティーだった。司会が小朝師匠と楠田枝里子さん、そして最初の挨拶に立たれたのが談志師匠。お元気な様子で、開口一番毒を吐いた(ここではとても書けない・・・爆)。談志節で毒を吐きまくって段を降りると、次に歌丸師匠。「一番嬉しかった事は何しろ談志師匠がまだ生きていた事!!」(爆)これまた大受け!!その次に立った馬風師匠が重ね込むように「一番喜ばしいのは歌丸師匠がまだ生きていた事!!」そしてそのあと、段をおりた馬風師匠に向かい小朝師匠が「馬風師匠おつかれさまでございました・・・・」(この後、危なくてここでは書けない突っ込みを入れました・・・・汗)・・・・とにかくプロ中のプロの話芸人達がこぞって笑いの争奪戦参戦なのである。これがおかしくないわけがない!!
次に驚いたのはなんと民主党の小沢幹事長が自ら出席し、挨拶を行った!!その後も凄い面々がつづく。松平健さん、松崎しげるさん、毒蝮三太夫さん、まだまだどんどん出るは出るは!!
その後も笑点のメンバーによる立ったままでの大喜利、そして極めつけは・・・・なんと、さだまさしさんが登場し、案山子、関白宣言、北の国から、コスモスなどを熱唱したのだ!!うわっ、こんな近くで聞いちゃっていいの?って感じだった。そのうえ、これだけの話芸のプロを前にさだまさしトークは決して劣らないくらいのウケをとるのである。あっぱれさだまさし節!!
新円楽師匠には以前ハワイにて随分お世話になった。面白い仲間と楽しい時間を沢山すごさせていただいた。本当にいろいろと新しい事に挑戦し、あくなき好奇心をもち、幅広いその交際範囲には頭が下がる。4時間に渡る襲名披露パーティーは大笑いしながらあっという間に終わった感じだった。

2010-03-03 01:17 | つれづれなるままに | コメント

国立演芸場初日と国分寺公演告知

今日から国立劇場演芸場の上席が始まった。初日はかなり平均年齢が高く、反応も良く言えば穏やか(?!)なものであった・・・・初日とはいえど月曜日。その上今日は映画1000円の日であり、バンクーバー閉会式でもある(って関係あるかな?苦笑)。
演芸場が終わってから有楽町に出て、映画を見た。ラブリーグローという少女の物語。実際には残酷にも彼女は殺害され、その後の家族などをとりまく関係がストーリーの中核をなす。かなり前評判がよかったので試しにといった感じで見たが、期待ほどではなかった。もっとも似たような話で、こちらは本であるが、以前このブログでも紹介した「神の小屋」(原題The Shack)の方が数段深いし、考えさせられる。ちょうど再読していた時だったのでイメージがダブりはしたが、もしこの映画見る事考えている方いたら、絶対にThe Shack 神の小屋という本をお勧めする。これはまれにみる優れた信仰の本であり、何もキリスト教に固執しなければ読めないものでもない。 人生を再考する良い機会をくれる本である。もうひとつ言える事はやはり西洋人の描く死後の世界と私たちのそれとはギャップが激しいという事だ。それが映画のような映像になると余計に落差を認識せざるを得ない。その点読書の場合、想像は自由だからある程度西洋的な描写であっても自分の許容範囲以内のイメージを構築できるという利点がある。今日の映画はそのギャップがあまりにも激しいためにイマイチ自分に説得力がないように思えたのかもしれない。
さて、明日は国立演芸場の後、楽太郎師匠の円楽襲名パーティー(帝国ホテル)に出席する。すごいだろうな~ 会自体も、来る人々も・・・・楽しみだ。
さて、お知らせです。3月12日(金)18時より中央線西国分寺駅、南口駅前にある、いずみホールにて国分寺社会福祉協議会主催の「カンジヤマ・マイムの続おしゃべりなパントマイム」があります。これは昨年2月にやはり国分寺市内で行った同主催公演が非常に好評だったために再演が決定したものです。なんと入場は500円!!カンジヤマのフルパフォーマンス色々1時間半みっちり見られますので是非お越しください。詳しくはカンジヤママイムのウェブのフロントページにて!!

2010-03-01 10:02 | ひとりごと | コメント

人生を物語る無言の瞬間

別に特別興味があるわけでも無かったが、ついタイミング的にテレビの前を通りかかったら妻がオリンピックをみていた。浅田真央とキムヨナの対決。鍛え抜かれ、洗練されたその技はもう筆舌に尽くし難かった。あっぱれで、実に見事。人間がこんなに美しく舞えるという夢をみているようだった。
ただ、そのあとでのインタビュー、およびマスコミの人々の報道の仕方がどうも鼻について困った。直後、浅田真央が泣いていた。悔しいに決まっている。くそー!!と思っているに違いない。自分には彼女の涙が彼女の演技と同じくらい重くのしかかってきたのだ。
だが、それを半ば無理やり美談にもってゆこうとするマスコミのお決まりの扱い方・・・・。野暮の骨頂。私たちみたいに、その場だけただ単に傍観していて、「いや、残念だったね、でも頑張ったから偉い…感動をありがとう!」って無責任な事言いながら、次の瞬間にはすべて忘れて目の前のおいしいものに食らいついたりしている輩とはわけが違うんだよね。彼女らは何年間もぶっ続けで24時間この瞬間の事をイメージしながら全エネルギー、全気力を集中してきたのだから。それは悔しいし、悲しいし、言葉なんかにできるわけがない。本人たちがそれを美談として受け入れられるのはまだまだずっと先の事。今はただその瞬間に起こった事の一つ一つを身体で感じて、そしてその反応として前論理的な涙を流しているのではないか。これを無理やり言葉に出させようなんてするのが所詮間違いだ。ただ単に激しい戦いをして敗れ、涙している彼女を静かに映してやればよい。その悔しい涙以上にこの瞬間を物語るものはない。無理にテレビインタビューとして成り立たせようとするその計らいが胡散臭いし、ばかばかしくて腹が立った。それこそ、子どもを殺された親に向かって「犯人に今何と言ってやりたいですか?」などと聞くインタビューアーと同じレベルだ。なぜ全てを言葉に託さないと成り立たないと思うのか?なぜ身体が雄弁に物語っている瞬間を認めようとしないのか。マスコミよ、もっと読めよ、身体の信号を!全身の言葉にならない叫びを!!

2010-02-27 10:39 | ひとりごと | コメント(2)