横浜、にぎわい座にて

昨日は横浜のにぎわい座にて有名会。夏休みこども寄席に出演。十日間上野で大人の寄席に出た後に親子のお客様を相手にして、つくづく体力勝負だなと思った(汗)。舞台にたってから、自分があらかじめやろうとしていた事と、かなり違うネタをやっていたことに気づく。気がつくと体中を酷使していた。やはりお客様がショーをつくっているのだなと思った。
客席は見事なくらいたくさんの親子のみなさんで埋まっていた。かなり小さい子供たちも2時から始まり4時半までの寄席を最後までちゃんと聞いて、見て楽しんでいったのには感心。こういう機会をもっと作ってやらなきゃいけないと思う。生の演芸が与えるインパクトとは本当にすごいものだ。
帰り際に見覚えのある親子づれに出会った。そう、飛鳥II号のお客様の中にいらした方だった。横浜の方なのでカンジヤマの名前をみつけていらして下さったという。うれしかった。 ・・・さてさてしばしのお盆休み。今まではほとんどアメリカで過ごしていたが、今年はめずらしく日本。痛めつけた身体をヨガや運動で少し調整をせねば。
今日は群馬の御巣鷹山の日です。以前その隣村、南牧村の山奥に稽古場をかまえて12年過ごした事もあり、とても身近でしかも強烈な印象がある事件です。永六輔さんが御巣鷹にいらっしゃる時によく私の稽古場にいらしてくださいました。坂本九さんはじめ、皆さんのご冥福をお祈りします。8月6日から三日ごとに広島(6日)~長崎(9日)~御巣鷹(12日)~終戦記念碑(15日)と様々な意味合いの日が続くこの季節。それぞれの人がそれぞれの思いを胸に抱いて亡くなった方々をしのんでいらっしゃる事でしょう。しかし、だからこそ今、生きている人を大切にしないといけないのでしょう。無駄な殺し合いはやめてほしい。一部の政治家のエゴや浅はかな野心の為に今日も人が死んでいると思うとたまらない。だから選挙は大切ですね。マニフェストもいいがそれに記されていない所に見え隠れする人間性も意外と大切かも。どのくらい思慮深く、人を愛せる政治家なのか。慎重に選びましょう。

2009-08-12 07:47 | ひとりごと | コメント(2)

鈴本千秋楽

鈴本演芸場の千秋楽。大雨の中、上野の演芸場に入り、舞台を覗くと最前列に小さな子供たちが4~5人座っていた。この小さな訪問者たちが意外と師匠たちの話のネタを左右しているような気がした。小さいながらも大きな存在だったようだ。
久しぶりに高座のあと客席にてトリの馬の助師匠まで勉強させていただいたのだが、本当に白酒さんはうまかった。噺に切れがあってリズム感があり聞いていて本当にあっぱれと・・・ 「つる」という噺も話す人間によってこんなにも印象が違うものかとつくづく感じた。となりで聴いていた弟子のカンジヤマCも頷いていた。上下の切り方から、間のとりかた、そして全身からあふれ出てくる自信のようなエネルギー。これが一体具体的にどんな要素で何の違いなのか分析できる学者がでてくるのかが楽しみでもある。絶対にこのエネルギー(としか今は言いようのない)目に見えない力の根源の要素が観客の感性にうったえかけるのだろうが、はたしてその正体は、そのメカニズムは??面白い研究のひとつかも。
昨日のブログで触れるの忘れていたが、久しぶりにさん喬師匠とお会いした。今、さん喬師匠は毎夏アメリカのミドルベリー大学に行かれて日本語を学ぶアメリカ人の学生さんたちに小噺を教えられているそうだ。単に無味乾燥な例文を繰り返すのではなく、内容をきちっと伝えつつ、なおかつその噺の目的を達成しようとすることは言語習得上の動機づけになり、本当に効果があることだ。さん喬師匠の件は私のウィスコンシン時代の友人を通じて知ったことなのだが、今彼女が在籍するインディアナ州のパーデュー大学の日本語言語学の教授が落語の話芸の効能に目をつけられて、さん喬師匠にお願いして毎年この企画をつづけているらしい。自分の分野ともかぶるのでぜひ今度実際の現場を訪れてみたいと思っている。
さてさて今日はこれから横浜のにぎわい座です。

2009-08-11 06:31 | ひとりごと | コメント

圓朝まつりにて

今日は上野の寄席出演後、谷中、全生庵にて昨日、今日と二日間に渡り行われている落語協会主催の圓朝まつりに顔を出した。この圓朝まつりとは本来は江戸落語中興の祖とされている三遊亭圓朝の命日である8月11日に行われていた「圓朝忌」という法要に由来する。本来行われていたのは厳粛な法要と「奉納落語」と呼ばれる御本尊に向かって行われた落語により成り立っていたという(落語協会、圓朝まつり公式ガイドブックより)。この法要が2001年から「圓朝まつり」として一般のお客様と協会会員の触れ合いを目的とするイベントとなったそうだ。もちろん今もまつりは圓朝師匠の法要から始まり、芸人が主催する様々な屋台、そして奉納落語会とつづく。どんより重たい雲と時折の雨に見舞われた蒸し暑い日でしたが、それは芸人さん達の元気としゃれっ気で盛り上がっておりました。
自分は寄席出演の後だったので、最後の数時間ではありましたが、さまざまな芸人さん達との交流を存分に楽しみました。4歳の息子、そして私自身が大ファンである古今亭志ん輔師匠や今年始まりを船上でともに過ごさせて頂いた志ん馬師匠他大勢の方々がまつりをもりあげていた。(写真はそのお二人と)。(4歳の我が息子は志ん輔師匠を「隊長!」と呼び(市販の鉄道ビデオの中の案内人として有名なのです)、そして志ん馬師匠を「しんちゃん」と呼ぶ気軽さなのだ(爆)

谷中の街はたくさんの人で往来がにぎわい、そして全生庵内は大勢のごった返しのファンの皆様でものすごい活気の中、住吉踊りが奉納されていた。(写真)
さてさていよいよ明日は鈴本千秋楽。

2009-08-09 09:10 | つれづれなるままに | コメント(2)