圓朝まつりにて

今日は上野の寄席出演後、谷中、全生庵にて昨日、今日と二日間に渡り行われている落語協会主催の圓朝まつりに顔を出した。この圓朝まつりとは本来は江戸落語中興の祖とされている三遊亭圓朝の命日である8月11日に行われていた「圓朝忌」という法要に由来する。本来行われていたのは厳粛な法要と「奉納落語」と呼ばれる御本尊に向かって行われた落語により成り立っていたという(落語協会、圓朝まつり公式ガイドブックより)。この法要が2001年から「圓朝まつり」として一般のお客様と協会会員の触れ合いを目的とするイベントとなったそうだ。もちろん今もまつりは圓朝師匠の法要から始まり、芸人が主催する様々な屋台、そして奉納落語会とつづく。どんより重たい雲と時折の雨に見舞われた蒸し暑い日でしたが、それは芸人さん達の元気としゃれっ気で盛り上がっておりました。
自分は寄席出演の後だったので、最後の数時間ではありましたが、さまざまな芸人さん達との交流を存分に楽しみました。4歳の息子、そして私自身が大ファンである古今亭志ん輔師匠や今年始まりを船上でともに過ごさせて頂いた志ん馬師匠他大勢の方々がまつりをもりあげていた。(写真はそのお二人と)。(4歳の我が息子は志ん輔師匠を「隊長!」と呼び(市販の鉄道ビデオの中の案内人として有名なのです)、そして志ん馬師匠を「しんちゃん」と呼ぶ気軽さなのだ(爆)

谷中の街はたくさんの人で往来がにぎわい、そして全生庵内は大勢のごった返しのファンの皆様でものすごい活気の中、住吉踊りが奉納されていた。(写真)
さてさていよいよ明日は鈴本千秋楽。

2009-08-09 09:10 | つれづれなるままに | コメント(2)

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