沖縄にて

ここのところ毎年沖縄に公演で訪れている。今年で4年連続です。今回は沖縄球陽高等学校の鑑賞会。ものすごい反応でやりがいがありました。ここ沖縄市民会館は約五年前、Assitejという世界の児童劇協会の国際会議があり、ここで自分も原発事故以後の青少年演劇の一例として福島相馬高校放送部の原発事故に関連する創作劇の経過を発表したのを思いだす。

因みに公演をした10月10日は新聞によると74年前、つまり沖縄戦の前年、この日にアメリカの無差別空爆が那覇であり、1500人の市民が亡くなられたそうです。その時那覇市民は何故日本の航空機が助けに来てくれないのか初めて疑問に思ったとか。これが始まりで翌年の4月1日に米軍が上陸し、6月23日までに約20万人が亡くなることになる。この日に自分がこの地にいるという事が単なる偶然ではない気がする。心から合掌し、そして自分でできるかぎり沖縄の人々の為に何ができるかを考え続けた。そんな一日でした。

2018-10-10 10:40 | つれづれなるままに | コメント

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