So long, Madison!

マディソン滞在が終わった。ここで自分の第二の人生が始まり、沢山の友人、仲間ができた。今回は論文受賞や、その他の仕事、リサーチと言う目的もあったので再度改めてマディソンを訪れるチャンスがあったのだが、次回はいつになるやら。もう、そうは来るチャンスがあるところではない。本当に夏は美しい、その反面冬は厳しく、そして暗い毎日がつづく。こんな季節を何回も繰り返しながら沢山のことを学んだ。
So Long Frank Lloyd Wright (さよなら、フランク・ロイド・ライト)といサイモンとガーファンクルの歌が好きだったが、このフランクロイド・ライト(日本の帝国ホテルを設計した建築家)はここマディソン出身で、ウィスコンシン大学にも在籍していたのだが、実は彼はここの地ではあまり認められなかったそうだ。 なにはともあれ、So Long, Madison! この次来るときは自分はいったいどこで何をしているのだろうか。
話は変わるが、先日のキャンプファイアーの記事の中にでてくる州議事堂に関する問い合わせがあったので、このマディソン(ウィスコンシン州の州都)の象徴でもあるキャピトル(州議事堂)の写真を掲載させていただいた。

2008-08-23 09:08 | つれづれなるままに | コメント

深夜の同窓会?!

博士課程を一緒に学んだ友人達が何人かで集まってくれた。現在はみなそれぞれの大学で教育学、演劇学などを教えている。仕事が終わってからの深夜のキャンパスのピクニックポイントで落ち合った。キャンパスと言えど、このピクニックポイントとは町からから遠く離れたメンドータ湖に細長く500mくらい突き出た半島のようなところで鬱蒼とした木々に覆われた森を突き抜けたところに岬があり、所々にバーベキュー用の椅子がある。休日には多くのグループがピクニックをして自然の中での食事を楽しむところだ。大学院在籍中は毎日のように家からここのピクニックポイントまでの往復10kmを走っていたのだが、まさか深夜にここに来るとは夢にも思わなかった。当時はランニングの中間地点としてこの岬の先端からみえる大きな湖とその周りの風景に深呼吸をしてすぐさま引き返していた。駐車場からこの岬までは本当に真っ暗な一本道だ。昨夜はこの先端で夜の湖から遠く向こう岸に見えるライトアップされたキャピトル(州の議事堂)を眺めながらキャンプファイアーをして飲み食いしながら語り合った。(驚くことに薪はちゃんと特定の場所に準備してあり、ただで自由に使えるようになっているのだ)真っ黒な湖畔は静まり返って大きく大きく弧を描いて水平線を描きながら遠方の辺縁付近でマディソンのダウンタウンの街の灯を映していた。まったく今まで経験しなかったマディソンの絵だ。思えばここでの滞在期間こんな悠長なことをしたことも、またしようと思ったこともなかった。それぞれの大学の事情などの情報交換も楽しかった。

2008-08-21 05:44 | つれづれなるままに | コメント

 『授業作りネットワーク』

最近舞台の他に様々な学会、組織から講演会、原稿依頼が矢継ぎ早に入ってくるようになった。今ここ、マディソンでも様々な団体に頼まれての講演、ワークショップを行っている。自分がやっていることに他の分野の方々が興味を持って頂くのは非常に有難いことだ。少々遅ればせながら、そのうちの一つの原稿が今本屋さんに並んでいる事を思い出したのでここに一応お知らせをさせていただく。『授業づくりネットワーク』という主に小学校の先生の為の月刊誌の2008年9月号にて特集「エンタメに学ぶ!授業運営術」という特集があり、その中でカンジヤマ・マイムが原稿を書かせていただきました。今本屋さんで発売中ですので、是非ご覧ください。(写真はウィスコンシン大学のアドミニストレーション-学校運営課-があるバスコムホールとその前のリンカーン像)

2008-08-19 08:19 | 告知 | コメント