深夜の同窓会?!

博士課程を一緒に学んだ友人達が何人かで集まってくれた。現在はみなそれぞれの大学で教育学、演劇学などを教えている。仕事が終わってからの深夜のキャンパスのピクニックポイントで落ち合った。キャンパスと言えど、このピクニックポイントとは町からから遠く離れたメンドータ湖に細長く500mくらい突き出た半島のようなところで鬱蒼とした木々に覆われた森を突き抜けたところに岬があり、所々にバーベキュー用の椅子がある。休日には多くのグループがピクニックをして自然の中での食事を楽しむところだ。大学院在籍中は毎日のように家からここのピクニックポイントまでの往復10kmを走っていたのだが、まさか深夜にここに来るとは夢にも思わなかった。当時はランニングの中間地点としてこの岬の先端からみえる大きな湖とその周りの風景に深呼吸をしてすぐさま引き返していた。駐車場からこの岬までは本当に真っ暗な一本道だ。昨夜はこの先端で夜の湖から遠く向こう岸に見えるライトアップされたキャピトル(州の議事堂)を眺めながらキャンプファイアーをして飲み食いしながら語り合った。(驚くことに薪はちゃんと特定の場所に準備してあり、ただで自由に使えるようになっているのだ)真っ黒な湖畔は静まり返って大きく大きく弧を描いて水平線を描きながら遠方の辺縁付近でマディソンのダウンタウンの街の灯を映していた。まったく今まで経験しなかったマディソンの絵だ。思えばここでの滞在期間こんな悠長なことをしたことも、またしようと思ったこともなかった。それぞれの大学の事情などの情報交換も楽しかった。

2008-08-21 05:44 | つれづれなるままに | コメント

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