村上春樹に拍手!

村上春樹がイスラエル最高の文学賞、エルサレム賞を受賞というニュースを早朝のウェブで見た。一瞬「え?受賞するの?辞退しないの?」という疑問が頭をもたげた・・・案の定様々な市民団体から辞退を勧告するメッセージが寄せられているという。ん~、なぜ?受賞を受けるんだろうか?やはり名誉が欲しい?という疑問。その後4,5時間して、今ネットを開いたら彼が授賞式にて粋なプロテストをしたと伝えられていた。以下朝日ドットコムから引用:
村上さんは、授賞式への出席について迷ったと述べ、エルサレムに来たのは「メッセージを伝えるためだ」と説明。体制を壁に、個人を卵に例えて、「高い壁に挟まれ、壁にぶつかって壊れる卵」を思い浮かべた時、「どんなに壁が正しく、どんなに卵が間違っていても、私は卵の側に立つ」と強調した。  また「壁は私たちを守ってくれると思われるが、私たちを殺し、また他人を冷淡に効率よく殺す理由にもなる」と述べた。イスラエルが進めるパレスチナとの分離壁の建設を意識した発言とみられる。
ん~そうか!そうか!いかにも彼らしいやり方だな。授賞式で賞をくれるという国にいて、相手を目前にして直接これだけ言うのはかなり勇気がいることだと思う。彼のアーサー・ミラーですらビデオメッセージだったんだから。だからよく言った!うれしかった。この賞の大義名分が「社会における個人の自由」に貢献した文学者をたたえる云々ってどこの誰様がこんな偉そうな事言えるんだろうか?何千人の罪のない子供たちを虐殺しておいて・・・・宗教は日本人が定義するような平和を愛する神ばかりじゃないんだとつくづく思う。それが証拠に今までどれだけの人々が神の正義の名のもとに虐殺されてきたんだろうか。

2009-02-16 10:37 | ひとりごと | コメント

テレビについて

NHK笑いがいちばんをみてつくづく思う。テレビ向けの芸とそうでない芸が確かにある。マイムの場合でもその内容が派手なものならテレビで引き立つのだが、そうでないもの、起承転結のある笑いはおそらく無理だろうとおもう。まあ、たまに顔を出しているくらいが無難なのかもしれない(笑)やはり生のお客さんを相手にしている方が健康的ではある。(実際NHKスタジオも生のお客さんがいるのだが、何しろ時間制限がひっきりなしに演っていて通告されているので、かなり気が散るのだ。)
それでもやはりテレビの反響というものは凄い。いろいろな問い合わせが入る。中にはあやしい?そうなものもあるけど(苦笑) あの短い時間でよくもまあ、とつくづく思う。おそろしやテレビの影響。
さてさてこれから立川談四楼師匠の会へゲストでお邪魔します。下北沢!!また違ったお客様の前でやるのも楽しそうです。いってきま~す!!(今論文がかなり調子よく進み始めたのでルンルン気分なのです爆)

2009-02-15 04:21 | ひとりごと | コメント(2)

テレビインタビューの英語

昨日は久々に松戸の実家に戻り、母親の特製唐揚げをごちそうになった。これがガーリックとショウガの絶妙なコンビネーションで結構うまい。演芸場の連続十日間でかなり凝り固まった身体をソファに横たわらせて、本当に久々にボーっとテレビをみていた。(といいつつ、実はやらねばならない事が頭を駆け巡っていたのだが苦笑) 
報道ステーションではイスラエルの選挙結果を報道していたのだが、中道派、右派のそれぞれの勝利宣言の報告のあと、その右派強硬派のリクードとの連携でキーマンになるかもしれないとされる「我が家イスラエル」のリーバーマン党首へのインタビューを行っていた。この「我が家」はかなりの強硬派で、アメリカが第二次大戦中に日本に対して行ったように、アラブとの徹底抗戦をという主張をしている、かなりのファシズム的な臭いのする政党らしい。だがそのテレ朝の特派員らしき者のインタビューを聞いてびっくりした。そのリーバーマンに英語で「イスラエルの国民とパレスチナの国民の命とどちらが大切なのですか?」などという愚問を発していた。おいおい!なんてバカな質問をぶつけてんだよ!って思った瞬間、テレビのテロップは「イスラエルの国民の命とパレスチナ人民(もちかしたらここはアラブだったかもしれないが)の命では差があると思いますが?」などという素晴らしい意訳!?がなされていた。これって国民あざむいてないかい?(苦笑) 案の定、リーバーマン党首の答えは「あなた方の政府は自国の日本人の命とイスラエルの民の命とどちらを守ろうとしますか?」って逆につっこまれていた。むしろこの切り返しに対する日本人インタビューアーの返答の方が興味あったが、もちろんここまではテレビは映さない。それにしても愚問も愚問、なんて質問するのか、それともこれは決定的な英語力の不足なのか。それにしてもテレ朝もよくもこんなインタビューを流したものだ。いきなり眼が覚めてしまった(苦笑) 
まだまだ日本人の英語はだめだなとつくづく思う。いや英語自体もそうなのだが、発想がまったく日本の甘い机上のヒューマニズムから脱してないのだ。英語をしゃべるということは、その裏にある発想をもチャンネルを変えなくてはならない。今まで一度も領土を侵略されたことのない、日本人が、自国を力づくで獲得した国の指導者にそのままの発想で質問するのが愚の骨頂だと思う。英語教育はこの差も教えなくてはならないのだと思う。もっとも日本はくだらない入試対策として世界史をも省く状態だから致し方ないのかも。大学で教えていてその影響をかなり感じることがある。
11年から小学校英語が必修化されるが、はたしてこんなリソースがない(つまり指導者がいない)状況で何ができるのか。文科省はいつも理想論を打ち出してくるが、その現状を十分に顧みず、また効果をじっくり待つことをせずに次々と手のひらを返してきたし、誰もその責任を取っていない。今回の小学校英語も何となく不安だな。ゆとり教育だって現状分析甘かったし、5~6年で効果がわかるわけないじゃん。こんなころころポリシー変えていて迷惑しているのは現場の先生方と子供たちだ。本当にかわいそう。

2009-02-12 05:38 | ひとりごと | コメント(2)