芸術鑑賞会

今日は立川で某高校の芸術鑑賞会のゲスト出演してきた。寄席形式であったため、出番は短かったが、高校生の反応はとても新鮮でやりがいがあった。楽しく楽しく舞台ができた。一動きごとのどよめきが今も体に残っている。
それにしてもやはりご一緒させて頂いた古今亭志ん輔師匠の「子別れ」は何度見ても自分は眼が真っ赤になるほど泣いてしまうのだ。本当にすごい芸だとつくづく毎回感激してしまうのだ。テレビで薄っぺらいお笑いにしか触れていない若者に、本当に練られて磨かれた芸を見せてやらなくてはならないと思う。世の中本物はテレビじゃみられないんだよってね。どんどん浅はかで落ち着きのないテンポになってゆくテレビ。こんな秒刻みの好奇心満たしでは何も見せられない。つくづく今日の舞台を袖で見ていてそう思った。今日の生徒さん達は幸せものだ。あの子別れはすごい。

2009-02-24 01:56 | ひとりごと | コメント(2)

英語とマイムのショー

昨夜はティアラ江東(江東区のコミュニティーセンター)にて英語とマイムのバラエティーショーを行った。これは江東子ども劇場さんが特別企画として、まずはネイティブの英語の先生に一時間、親子一緒に英語の講座を受けるチャンスをつくり、そしてその後にカンジヤママイムの英語とマイムのショーを見るという贅沢な企画だった。
ショーには、たくさんの親子づれに混じって、15年前にここ、江東区でやった時に見てくれたという女性が友達をつれて見に来てくれた。小学校だった彼女は、もう素敵な大人の女性になっていた。子供の時に見て楽しかったのでまた来ましたと声をかけてくれた。こういう瞬間が生き甲斐になる。やっていて良かった!と思う瞬間。その他、二日前の板橋での公演が楽しかったので、と親子4人でまたまた江東区まで違うショーを見に来て下さったご家族の方など本当に最後まで残って話をして下さり、マイム芸人この上ない幸せ感に浸っていた。
遊びの中に学びがある。そう信じて企画した、マイムで身体を動かして英語を学ぼうという企画のショーだが、まだまだこの国では英語という言葉を出すだけでコンプレックスや恐怖感を覚えて、ついつい躊躇してしまいがちなようだ。これからの分野のようだが、誰かがやらねばいけないと思っている。来て下さった方々は本当に楽しんで行ってくださるようなので、もっともっと面白くしてゆきたいと思っている。
身体が続く限りやるぞ~!!笑 そう長くないかな?(苦笑)

2009-02-23 09:50 | つれづれなるままに | コメント(2)

これが日本の文化レベルだ!

最近、様々な機会に、身体表現と教育に関わる話をする講演を依頼されている。その先々で自分は、教育とは「何かを教えようとすること」ではなく、まずは大人たちが自ら進んで行動する事だ、ということをしきりに強調してきた。つまり「何かをやれ」ではなく、自らがそれを行動してその姿を子どもたちが目撃し、その意味をしきりに探そうとするのが本当に意味のある教育だということ。寄席に息子と来て、そのまま親は手放しに大笑いして、おお泣きすればいい。そうすれば、子供はなぜ親が笑い、どこでどうして泣いたのか、その意味をしきりに追い求めるはずだ。そしてそのうちに、人間はこんな風に笑い、こんな風に人の情けを知るんだということを学ぶ。子供に勉強しろというだけではなく、自らが学ぶ楽しさを追い求める。そうすれば子供はなぜ、親が何かを学ぼうとするのかを追い求める。文化の価値も同じだ。おごそかなもの、大切なものを大切にし、敬意をもって接する。これは基本中の基本のはずだ。子供はいつも親の背中を見、大人の後ろ姿を見詰めながら自らの価値基準を作り上げてゆくはずだ。今朝、ネットニュースをみて、本当に怒りがおさまらなかった。いや、それを通り越して悲しかった。この国はどうしてしまったのだろう?以下、ローマカトリックの最高の聖地であるバチカンを泥酔状態で訪れた中川氏だ。朝日ドットコムより引用:
「・・・到着時から中川氏の足取りはフラフラとおぼつかなく、言葉もはっきりしなかったという。案内役の説明を聞かずに歩き回ったほか、入ってはいけないエリアに足を踏み入れたり、触ってはいけない展示品を素手で複数回触ったりした。そのため警備室の警報が少なくとも1回鳴ったという。
 バチカン博物館でも特に有名な、「八角形の中庭」の「ラオコーン」像を見学した際には、観光客が近づき過ぎないようにするための高さ約30センチのさくを乗り越えて石像の台座に触るなど、非常識な行動をとったという。・・・ 」
これが私たちの国の前財務・金融相だ。いや様々な大臣を歴任してきた男だ。政治的な信条以前の問題だ。はたして自分は自分の子供をこの国に託せるだろうか?こんな大人たちの背中を見せて育てていいのだろうか?悲しい。とてつもなく悲しい。

2009-02-21 08:51 | ひとりごと | コメント(2)