追記!!タイムズ世界大学ランキング発表

前回のブログを書き終えて一休みし、ネットを開いたらなんと!!タイムズ社が今度は世界大学ランキングベスト200校を発表しているではないか!!取り急ぎ内容を確認してみる。ん~、やはりここではハーバードが首位を保っている。次にカリフォルニア工科大学、そしてMIT(マサチューセッツ工科大学)が続く。因みにケンブリッジはオックスフォードと並んで6位だった。アジアではやはり香港大学が21位と東大(26位)を抜いている。因みにベスト200に入った日本の大学はやはり5校のみ。東大に続く京大57位、つづいて東工大112位、大阪大学130位、東北大132位だった。(わが母校ウィスコンシンは43位)。あとで詳しく評価方法を分析しなくてはならないが、今から舞台の仕事に出なくてはならないので取りあえずここまで!!(汗)午前5時10分。

2010-09-17 05:12 | ひとりごと | コメント

ガラパゴス化する日本の大学

先日、英クァックァレッリ・シモンズ社(QS)は、「QS世界大学ランキング」(第7版)を発表した。ベスト100の中に日本の大学は僅か5校。その中でやはり東大はトップ(24位)続くは京大(25位)、そして大阪大学(49位)、東工大(60位)、名古屋大(91位)と続く。今回の話題は何はさておき、トップの座を5年間守り続けたハーバード大学が6年目にしてその座をケンブリッジ大学に譲った事、そしてアジアで常にトップの座にいた東京大学がなんとその座を香港大学(23位)に奪われた事だ。(因みに我が母校、ウィスコンシン大学は48位)
http://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2010/results
これに関しては様々な論点があると思う。なぜならばアカデミックな実績(たとえば論文引用数など)で言えば東大は断トツで香港大学に勝っている。しかし水をあけられたのは国際的貢献度という点らしい。評価方法は、学術評価インデックス(40%)雇用者評価インデックス(10%)外国人教員比率(5%)留学生比率(5%)教員/学生比率(20%)教員当たりのデータ引用比率(20%)というのだが、どうも外国人教員比率、留学生比率などという国際化への改革という面で相当差をつけられたらしい。
しかし、これは反面英語という言葉の言語帝国主義的覇権を後押しするようなものであるのも確かだ。それが証拠にベスト10のうち6校はアメリカの大学、そして残り4校はイギリスだった。論文引用にしても全ては英語で書かれたものしか対象になっていない。英語以外で書かれた優れた論文も数多くあるはずであるが、それは計算されていない。日本語で書かれたものも含めればそれは順位にかなり影響するだろう。しかし、この偏向した結果は悲しい現実だ。
もっとも振り返って日本の大学の状況をみるときにそれにも暗澹たるものがある。ちょうど今の週刊ダイヤモンドにも「壊れる大学」という特集が組まれ、様々な問題提起がされているが、その質の低下には目を見張るものがある。もともとAO入試という制度には多くの疑問があったのだが、少子化に向けた学生の争奪戦が激しくなるとどこの大学も短絡的にこの制度により、青田買いを始めた。一見くだらない特技であってもそれが入学許可の基準になる、その上大学講師にしてもまったくアカデミアを知らない専門バカがどうでもよいような授業を行う。いや専門バカならまだ良いが、まったく表面だけの印象で中身の無い講師の多い事か。お笑い芸人やらタレントが人寄せパンダのような役割で講師として受け入れられる。そこへ高校の基礎知識もない学生達が「得意技」一つ見せて入ってくる。これが日本の大学の現状だ。そしてこうして入って何も勉強せずの四年間がすなわちその人の生涯の評価として固定する。その後いくら大学院で努力しようが学歴ロンダリングなる言葉によって否定される。こんな言葉があるのは恐らく日本だけだろう。四年生の学部の学校名がそのままその人間の評価となる。このガラパゴス的な価値観。まさに井の中の蛙状態だと思う。(もっともこの現象も深くみれば文科省の主導した中身の薄い大学院重点化政策があり、確実に大学院レベルの低下を招いたのも事実ではある)とにかく日本の若者はどんどん外にでてこのガラパゴス化した偽の価値観を体感し自ら目覚めるべきかもしれない。

2010-09-17 03:56 | ひとりごと | コメント(1)

連日の再演依頼!

九月の後半に入り、そろそろ年末から来年の仕事の依頼が殺到している。そんな中でも嬉しいのが、過去に公演をした学校、団体からの再演の依頼だ。以前ご覧になった先生や担当の方々が年数を経てもう一度今の子どもや青少年たちに見てほしいと依頼してきてくださる事が本当にうれしい。もっとも何度も触れたがそんな客席にいた子どもや青少年たちが私の大学のクラスの学生になったり、プロの同じ舞台で活躍したりしている昨今だ。34年もマイムをしてくるとこんなことが日常茶飯事になる。しかしことに最近は再演の依頼がつづき本当に芸人冥利につきる。
ここのところ論文に行き詰ると目先を変えるために様々な本を読んでいる。気晴らしは林真理子の「下流の宴」これは毎日新聞に連載されたものだが、とにかく今の風潮を実に巧みに織り込んだ物語だ。この評として日本の様々な分野のガラパゴス化という事を茂木健一郎が言っていた事を思い出す。携帯電話に始まり、学歴にしてもすべて国内でしか通用しないシステムやら風習、そして構造などが蔓延している。ここのところの選挙の経過をみていてもそれが痛感された。マスコミのあまりの偏重ぶりから、コメンテーターのわかりきったゴシップ的コメント、そして議員達の自主性の無い選択。すべてこの国でしか通用しない事がまかり通る。つまり全て国内でしか通用しない常識やら価値観で物事が判断され、そして機能している。よくもまあ、この国が世界で生き残っているものだとつくづく思う。下流の宴とはよく言ったものだが、もう少し大きな視野で考えると「沈みゆく国の民の宴」とでもいったものか。悲しすぎる。

2010-09-15 08:42 | つれづれなるままに | コメント