クリスマスイブ、内視鏡検査異常なし!!

今日はクリスマスイブ、なのに実は私は夕べから何も食べていなかった。今日24日は午後からendoscope, つまり内視鏡の大腸検査の予約が入っていたのです。前々から受けようと思っていたのですが、とても忙しいスケジュールの中で検査予約できたのが今日でした。ずっと気にはなっていたのですが、どうしても大学と舞台の連続で・・・そんなこんなで本日やっと検査受けました。結果は良好!異常なしとの事でまずはホッとしました。その途端急にお腹が空いてきて、帰り際に軽く食事。健康であることのありがたさをしみじみと感じながらクリスマスの飾りやイルミネーションの商店街を歩いて帰りました。本当になんとなくワクワクする季節ですね。

先日早稲田の学生(外国人)に日本のクリスマスはなんて嘘っぱちなんだろうとクレームを告げられました。確かにこの季節、日本ではとにかくコマーシャリズムの為か、男女が勝負?をかけてデートするような変な風習に(苦笑)ロマンチックさと商業主義で、西洋にはない、クリスマスケーキだとか、クリスマスのホテルディナーとか、その他もろもろの宗教感の全く無い日本独特のクリスマスではあります。もっともこのブログでも何度も書きましたが、クリスマス自体聖書のどこにもイエスの誕生日とは書いてないのです。もともとはpegan (異教徒)の季節のお祭りをクリスチャンが吸収していった祭の一つらしく、イースターなどもその類らしですね。

そしてこれも一度過去のブログに書いたことですが、今年は國弘正雄先生が亡くなられたので、改めて先生の名言をご紹介いたしましょう。先生は日本の宗教感の曖昧さをポジティブにとらえていらっしゃいました。とかく一神教においては他の神にまつわることを一切拒絶し、受け入れることは絶対にしない。そして極端な一神教はそれらを排除しようと攻撃までする。しかし、これが続いたら人類はいつまでも争わなくてはならないだろうと。この一神教のmutually exclusive なスタンスよりも、日本人のようにどんな宗教も受け入れ祝える、mutually permeative なスタンスこそが人類共存の道だとおっしゃっていらっしゃいました。まさにその通りかもしれませんね。ただしそこにどのくらいの神へのリスペクトがあるかと言う事も問題だと思います。

そういえば(これもこの季節のブログに書いたことですが)、最近のアメリカでは公的な場ではメリークリスマスという事を言わなくなっております。それはユダヤ教やイスラム教にもそれぞれ祝うお祭りがこの季節にあるからです。ですからメリークリスマスというキリスト教のみが祝う祭りのみの挨拶ではなく、すべてを含めてHappy Holidays!! というのが多く使われている言い方なのです。これはこれでよい事だなと思います。とにかく人が楽しく、あるいは厳粛に何かを祝っている時に「おめでとう」って声をかけられてあげられる気持ちは素晴らしいと思います。私個人的には仏教徒ですが、キリスト教の皆さま、メリークリスマス!!素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ。

2014-12-24 09:14 | つれづれなるままに | コメント(1)

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