12年後の君達

木曜日、広島の名門K高校にて芸術鑑賞会公演。実はここは12年前に公演した事があるのだが、先生方のご希望により再演が実現したと教えていただいた。最近こういった再演依頼が続いており、カンジヤマとしても誇らしい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいだ。来月の大分の高校も13年ぶりの再演となる。そして来年も再演を依頼された学校が何校も予定されている。
それにしても、12年という歳月は本当に凄い!前回この高校で私たちカンジヤマを見てくれた若者は今は30歳前後!!12年ぶりに訪れた高校は、懐かしいその丘の中腹のたたずまいで、12年前の記憶を断片的だが、しかし鮮やかに蘇えらせてくれた。私にとっては前回の渡米前の公演だった。時が過ぎても相変わらず元気な若者たちが楽しそうに集って学んでいる。たくさんの生徒さんが、教室から仕込みをする私たちに向かって何度も元気な声をかけてくれた。そしてあっという間の90分。終演後何人かの生徒さんやら、先生方が話しかけて来て下さり楽しい会話をさせていただいた。思えば今から12年後、果たして自分はマイムを続けられているのだろうか?(苦笑)そして今回カンジヤマの舞台を見てくださった生徒さんたちはどんな大人になって、どんな毎日を送っていることだろうか・・・
終演後行けるところまで行こうと、約230km先の姫路まで車を走らせ、そして翌日一気に約600キロを走り、夜帰京した。車のメーターが今回の旅公演の走行距離を2030kmと記録していた!!
旅は続く、人生の旅も。どこまでいつまで続くかはわからない。けれども旅が続く限りは精一杯この一瞬一瞬を生きていきたい。さてさて週末は大学の補講と論文修正に追われる。そして週があけば、月曜の早稲田の授業に続いて再び公演の日々が始まる。今週も素敵な先生、生徒さんたちにたくさん出会うことができた。こんな素敵な仕事をさせていただいていることに感謝。

2012-11-24 04:32 | ひとりごと | コメント(6)

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