マイムという芸術の多様性

昨日は都内、スカイツリーを間近に臨む中学校の芸術鑑賞会、そして今日は埼玉県入間郡越生町での高校芸術鑑賞会に招かれ、公演してきた。どちらも共通してつくづく思うことは、マイムという多様性に満ちた芸を、一般の方々は、やはり大道芸、お笑い芸としてしか位置づけられないということだ。もっともマスコミの責任でもあるのだが・・・・
私たちカンジヤママイムの舞台終演後、毎回先生方がその驚きと意外性を舞台裏にいらして伝えてくださるのが常だ。
マイム芸とは言ってみれば英語、日本語のような言語と同じ「道具」なのです。つまりその「道具」を使って何を、どのように表現するかは、その個人の価値観、生き方によって様々に異なってきます。もっともこれをパンフレットなどで説明することは不可能に近いのですが、カンジヤママイムはとにかくこの芸の自分たちなりの消化の仕方をパンフレット、プロモーションビデオなどで可能な限り表現しようと悪戦苦闘しているのです。
それでも伝えきれないこの内容。自分たちも一体どのように伝えたらよいのかいつも悩みつづけております。同じ言語を使う人間でも、その表現することは全く違うというのは誰にでもわかります。が、しかし、ことマイムとなるとやはりある種の既成概念があるように思われます。是非、先生方にはこの既成概念を一旦外していただき、カンジヤママイムの舞台を見ていただきたいという願いでいっぱいです。
昨日も今日も帰りがけにたくさんの生徒さんたちが、私たちに会いに来てくださいました。皆さんありがとう。明日も埼玉県の高校です。

2012-11-28 06:29 | つれづれなるままに | コメント(2)

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