6才になる息子が昨夜就寝前に必死になにやら描いていた。サンタクロースへの手紙だという。手紙を書き終わると、サンタさんに上げるのだとカップ一杯のミルクとお皿にクッキーを二つテーブルに置いて布団に潜り込んだ。息子の場合はかなりの鉄分?が入っており(鉄道ファンという意味)、まずは何を差し置いてもプラレールというプラスチックでできた電車のモデルが欲しいもののトップを占める。息子が寝入ったのを確認して、あらかじめ買っておいたプラレールの包みをツリーの下に置き、カップのミルクを飲み干し、クッキーをしまった。翌朝一番に早起きした息子は二階の吹き抜けから下のリビングを見下ろし、カップのミルクとお皿のクッキーがなくなっている事に興奮していた。「あっ、無くなっている!」階段を走りおり、クリスマスツリーの下に細長い赤い包みを見つけるとサンタさんきた~!!と声を上げた。
この光景を遠目にみながら、今まですっかり忘れていた自分のクリスマスの思い出がよみがえってきた。確か自分はこのくらいの年齢のとき、近所の茶碗屋さんの店頭に並んでいた「オオカミ少年ケン」のイラストのお椀と皿が欲しくて仕方なかったのだった。やはり嬉しくて仕方なかった事をはっきりと覚えている。
それにしても奴はいつまでこんな素敵な夢を信じていてくれるのだろうか。いや、サンタクロースはともかくとしてこんな夢を大切にしようとする心は持ち続けて欲しいと思う。夢を信じる人間に悪いやつはいない。
因みに包を開けてその列車を見せてくれたときに、息子のその電車のイラストの描写が余りにも正確なのにびっくりした。窓の形から位置からちゃんと記憶しているのだ。ん~~たかが電車、されど電車なのだ。苦笑
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