旅立ち

今朝早く、一か月にわたる入院の末、父親が旅立った。ここのところ舞台、大学へと病院での徹夜の看病から通う毎日が続き、ブログが滞ってしまったが、そんな睡魔との戦いの日々も終わった。まずは父親の旅立ちに立ちあえた事に心から感謝。明け方近くに酸素吸入している父親の下顎呼吸が徐々に弱くなり、そしていよいよ別れの時間。思いのたけをその耳元で感謝とともに声にした。芸人は親の死に目に会えないとは昔からの言い伝えだったが、そんな事をよそに見事に仕事の合間に逝ってくれた。
息子であればだれでも経験する、父親への反抗、抵抗、そしてある日、自分より確実に弱くなってしまった父親の何となくさみしげな背中。そんな日々を経験し、やっと少し親孝行ができたかなと思った矢先のことだった。息子をもち、初めて自分がいかに愛されてきたかを体感したのもつい最近だった。出会い、そして別れ、人生の常ならざるサガを感じつつ、その一つの大きな出会いに感謝。
多くの皆様に応援いただきましたこと、このブログを通じて感謝いたします。ありがとうございました。感謝、そして、合掌 カンジヤママイム

2011-10-12 10:18 | つれづれなるままに | コメント(7)

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