怒涛の勢いで流れる毎日

しかし、自分でもよく身体が持っているとつくづく思う。大学、公演、執筆、その他の雑用、二足も三足もの草鞋をはきながら東奔西走の毎日、移動の最中に様々な原稿を執筆、整理し、定期試験の点つけをしながら、旅先の宿で授業の準備をする。例えば、今日も一日大学を教え、明日から関西、広島をめぐり、月曜に一日だけ帰京し大学授業、そして翌日火曜から和歌山へ車で移動し、水曜日に二つの舞台をこなし、木曜日の朝、仲間に運転を頼み、和歌山駅始発電車に乗り込み、新幹線で帰京し、昼から大学授業、その夜は浅草演芸場~上野鈴本演芸場でそれぞれ寄席に出演・・・・翌週も月、火と大学を教えた直後、すぐに名古屋へ移動、翌日高校での芸術鑑賞公演後帰京し、翌日午前中に都内の高校で芸術鑑賞公演、その午後の大学授業へ。私は芸人?パフォーマー?教師?学者?それとも制作雑用係り?・・・いやいや長距離運転手!!?たまに自分は何なのか混乱する(苦笑) とにかく、こんな毎日が続いている。仕事があるのは幸せなのだ。でも肩こりも最高潮!!(汗) えっ?
先日社団法人、計測自動制御学会というところから出版された学会誌の原稿が届いた。「舞台におけるインフォマティブ・モーション究明の軌跡」という題で演劇史に於ける表現方法の推移について概要を具体的に解説した。ロボット動作が限りなく人間に近づく今日、身体の動き、微妙なその表現術の分析、応用がより必要とされている。マイムの動きはより詳細に理論化され応用性を研ぎ澄まさねばならないと思っている。それだけマイムにはポテンシャルがあるのだから。

2009-07-02 05:10 | つれづれなるままに | コメント(3)

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