神戸文化ホールにて

9日は神戸文化ホールにて高校の芸術鑑賞会の舞台を行ってきた。前日大学を終えてから、夜間車を走らせ一気に神戸へ、翌朝から仕込み、そして午後公演、その後そのまま帰京というかなりのハードスケジュールをこなした。舞台が始まった直後からものすごい反響だった。この最初の瞬間でその後の客席の反応がうかがえるのは確かだ。とても素直な高校生だった。高校公演にはおそらく初めてThe Manipulator という作品を加えてみたが、まずまずの反応だった。やはり高校生くらいになればかなり高度なマイムでもついてこれるのがうれしい。
この神戸文化ホールでの公演は前回の渡米直前の2001年に何回か舞台をやったのをスタッフのメンバーも憶えてくれていた。ちょうどこの季節だったのも、ルミナリエを前回も話題にしていて事からうかがえたのだ。さすがに今回も帰りの道はその影響でか、かなりの混雑だった。それにしても最近高校での公演がかなり増えている。やはりこういった芸が求められているのだろう。うれしいことだ。地道に、地道にやってゆくことの大切さをしみじみ感じる。とにかく一日があっという間に過ぎた。でもこんな一公演も「今、このとき」を生きることによって若い人々との出会いを本当に大切に、そして味わってゆきたいと思う。そして好きな舞台が毎日できる幸せをじっくりと味わっている。
それにしても神戸まで行ったのに大したものを食べずに帰ってきたのが残念。が、しかし、本当に普通のそば屋ではあるが、文化ホールの近くの四宮軒という神戸そば屋さんのラーメンと豚まんはなかなかの味だった。

2008-12-11 01:31 | 公演 | コメント

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