超満員御礼!

23日の鈴本演芸場は開場前から大勢のお客様が天候の悪い中を長蛇の列をつくって待っていてくださった。嬉しい悲鳴!補助席を足してもなお立ち見のお客様がいらっしゃったのが心苦しかったし、当日券を求めていらっしゃったお客様を数多くお断りしなくてはならなかったのも非常に胸が張り裂けるような思いだった。しかし、舞台が始まると皆さん本当に暖かい拍手とどよめきをとめどなく送ってくださった。
ただ、あまりにも多忙なスケジュールの為、前日にまで音響録音が長引き、当日にまでリハーサルが伸び、ほとんど一睡もしない状態で臨んだ舞台はやはり体力的にかなりチャレンジングなものになった。前のほうに座っていた友人が私の顔色の悪さを気遣ってくれていたらしい。
上田教授との対談のあたりでは既にかなり体力を消耗し切っており、話したいこともあまり言えない状態であったので、少々残念だった。その為に実は衣装のポケットに色々な面白い英語教授用の秘密の小道具を用意していたのだが・・・・
しかし、久しぶりのソロマイムの連続は自分でなかなか楽しいものがあった。普段寄席で出来ないネタをやらせて頂いた。パントマイムが舞台の劇としての可能性を秘めている、いや、これこそがパントマイムの醍醐味だという自分の主張をする為にあえて連続でお客様にご覧に入れたのだが・・・やはりアンケートのなかで今までの大道芸でしかなかったマイムのイメージが変わったという感想が沢山見られて非常に嬉しかった。
おぼんこぼんさんの物凄い洗練された話芸のリズム、横田年昭さんのダイナミックな笛の音、みな超一流のプロたちが私を援護しつづけてくださった。幸せものだな~とつくづく思った。まだまだ興奮さめやらず、しかも幾多の残された仕事やら山積みのままの原稿などの締め切りのために、いまひとつ客観的に舞台を見直す時間がないので、まだ結論は出し急ぎたくはないのだが、しかし、一応は自分の意図していた目標は達成されたと思っている。本当にお越しいただいたみなさん、ありがとうございました。あの素晴らしい空気はみなさんが創ってくださったものと、心から感謝しております。合掌

2008-06-24 11:47 | ひとりごと | コメント(4)

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