無理がたたって?

大阪公演の強行軍(車移動でそのまま三日間の舞台~公演後その日のうちに車で深夜の移動)の後の数日間、ものすごい倦怠感に襲われた。とにかく体が動かないで意識が朦朧としていたのだ。こんな疲労感初めて!ん~、年齢のせいだろうか。とにかく大学の準備していると寝てしまうのだ (もっともさすがに教えている最中はねなかったが・苦笑) マッサージを受けては爆睡し、そして帰ってきては2日間寝込んでしまった。もっとも最近は英語のショーで一人で一時間半動き続けているわけなので、それ以上に東京~大阪を三日以内に往復するというのも少々無理あるかな?
そんなこんなで夕べは早稲田の授業終了後ジムで久々に汗をかいてきた。やはりかなり体がなまっていた。舞台をしているのになまるというのはおかしく聞こえるかもしれないが、やはりいくらマイムやっていても使用される筋肉は決まったものだけになっているようで、ヨガなどの全身をストレッチする機会が必要なようだ。昨日はランニング40分、ヨガ40分、そして筋トレ(腹筋背筋)を40分。かなり全身にわたって整備できた。
トレーニング中きがついた面白い事だが、早稲田のジムでは日本語よりも英語が横行しているという事だ!?これは実は国際教養学部ができてから、やはりジムで定期的にトレーニングするのは外人留学生が圧倒的に多いという事だろうか。日本でジムでトレーニングするのはマッチョのお兄さんか、メタボがきになる中高年という特殊な割り振りがあるように思う。そうすると、自分は・・・・・うううう・・・こわいカテゴリー分けだな(爆)
マイムの歴史と理論のクラスでチャップリンの秘蔵フィルムを久々にみた。やはり豪快だ。一つのシーンを作り上げるのにそれこそ何百回というカメラの前でのやり直しが行われる。そしてやがてそのシーンは話にかみ合わないという理由で破棄されるのだ。もっともこの練られて破棄されたシーンがその後の長編映画でたびたび復活するのだが・・・この作品創造の過程をみていると本当に情熱の塊という感がある。そしてその後ろにある大きなエゴ。しかし、このエゴがなければあれだけの作品は生まれていなかっただろうと思う。ん~、ついつい無力な自分と比べてしまう。

2008-04-17 11:28 | ひとりごと | コメント

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