テレビについて

NHK笑いがいちばんをみてつくづく思う。テレビ向けの芸とそうでない芸が確かにある。マイムの場合でもその内容が派手なものならテレビで引き立つのだが、そうでないもの、起承転結のある笑いはおそらく無理だろうとおもう。まあ、たまに顔を出しているくらいが無難なのかもしれない(笑)やはり生のお客さんを相手にしている方が健康的ではある。(実際NHKスタジオも生のお客さんがいるのだが、何しろ時間制限がひっきりなしに演っていて通告されているので、かなり気が散るのだ。)
それでもやはりテレビの反響というものは凄い。いろいろな問い合わせが入る。中にはあやしい?そうなものもあるけど(苦笑) あの短い時間でよくもまあ、とつくづく思う。おそろしやテレビの影響。
さてさてこれから立川談四楼師匠の会へゲストでお邪魔します。下北沢!!また違ったお客様の前でやるのも楽しそうです。いってきま~す!!(今論文がかなり調子よく進み始めたのでルンルン気分なのです爆)

2009-02-15 04:21 | ひとりごと | コメント(2)

テレビインタビューの英語

昨日は久々に松戸の実家に戻り、母親の特製唐揚げをごちそうになった。これがガーリックとショウガの絶妙なコンビネーションで結構うまい。演芸場の連続十日間でかなり凝り固まった身体をソファに横たわらせて、本当に久々にボーっとテレビをみていた。(といいつつ、実はやらねばならない事が頭を駆け巡っていたのだが苦笑) 
報道ステーションではイスラエルの選挙結果を報道していたのだが、中道派、右派のそれぞれの勝利宣言の報告のあと、その右派強硬派のリクードとの連携でキーマンになるかもしれないとされる「我が家イスラエル」のリーバーマン党首へのインタビューを行っていた。この「我が家」はかなりの強硬派で、アメリカが第二次大戦中に日本に対して行ったように、アラブとの徹底抗戦をという主張をしている、かなりのファシズム的な臭いのする政党らしい。だがそのテレ朝の特派員らしき者のインタビューを聞いてびっくりした。そのリーバーマンに英語で「イスラエルの国民とパレスチナの国民の命とどちらが大切なのですか?」などという愚問を発していた。おいおい!なんてバカな質問をぶつけてんだよ!って思った瞬間、テレビのテロップは「イスラエルの国民の命とパレスチナ人民(もちかしたらここはアラブだったかもしれないが)の命では差があると思いますが?」などという素晴らしい意訳!?がなされていた。これって国民あざむいてないかい?(苦笑) 案の定、リーバーマン党首の答えは「あなた方の政府は自国の日本人の命とイスラエルの民の命とどちらを守ろうとしますか?」って逆につっこまれていた。むしろこの切り返しに対する日本人インタビューアーの返答の方が興味あったが、もちろんここまではテレビは映さない。それにしても愚問も愚問、なんて質問するのか、それともこれは決定的な英語力の不足なのか。それにしてもテレ朝もよくもこんなインタビューを流したものだ。いきなり眼が覚めてしまった(苦笑) 
まだまだ日本人の英語はだめだなとつくづく思う。いや英語自体もそうなのだが、発想がまったく日本の甘い机上のヒューマニズムから脱してないのだ。英語をしゃべるということは、その裏にある発想をもチャンネルを変えなくてはならない。今まで一度も領土を侵略されたことのない、日本人が、自国を力づくで獲得した国の指導者にそのままの発想で質問するのが愚の骨頂だと思う。英語教育はこの差も教えなくてはならないのだと思う。もっとも日本はくだらない入試対策として世界史をも省く状態だから致し方ないのかも。大学で教えていてその影響をかなり感じることがある。
11年から小学校英語が必修化されるが、はたしてこんなリソースがない(つまり指導者がいない)状況で何ができるのか。文科省はいつも理想論を打ち出してくるが、その現状を十分に顧みず、また効果をじっくり待つことをせずに次々と手のひらを返してきたし、誰もその責任を取っていない。今回の小学校英語も何となく不安だな。ゆとり教育だって現状分析甘かったし、5~6年で効果がわかるわけないじゃん。こんなころころポリシー変えていて迷惑しているのは現場の先生方と子供たちだ。本当にかわいそう。

2009-02-12 05:38 | ひとりごと | コメント(2)

日本工業倶楽部~演芸場~スタバ~サイゼリア

今日は午前中は東京駅前、丸の内にある日本工業倶楽部というビルで打ち合わせがあった。6月にウィスコンシン大学日本同窓会の講師として公演?講演?を依頼されている。その後上野鈴本へ。
いや正確に言うとその前にアメ横の喫茶店で一時間半ほど、学生に頼まれたアメリカの大学への推薦状書き。大学に売り込むべく学生の為に書く英文の推薦状だった。いやはや結構これも勉強になる。いかにして学生を売り込んであげられるか?今回は本当に一生懸命の学生だったので書きやすかったのだが、これがわけわからん学生だったら苦労するだろうな(苦笑)まあ、最も自分もわけわからん学生だったのに、恩師の故鳴海四郎先生がいつも一生懸命に書いてくれたっけ。恩師の恩を学生に返してゆかねばならないな~!
その後演芸場で舞台。またまたスタバへ駆け込み、論文を書き続ける。今日は歌武蔵師匠から北島のカツサンドの差し入れを頂いた。聞くところによると例の水泳の北島の実家のサンドイッチだとか!!西日暮里駅前通りにあるらしい。本当に美味かった!!だが、あまりにうまいので一気に食べたら、睡魔が襲って来てなにも考えられなくなったので、中央線に乗って居眠りする。西国分寺駅に降りるとまた眼が覚めたので、すぐに近くのサイゼリアに駆け込んでPCを開き、論文の続きを書く。場所が変わると突然ひらめくことがある。ひらめいた!!笑 またまた睡魔との闘いである。しかし、なんと今度はPCの電池が切れた!!おいおい、説明書にはバッテリーは10時間と書いてあったのに、なんと5時間しか持たないぞよ!!
明日はいよいよ鈴本演芸場千秋楽だ!頑張るぞ~

2009-02-09 10:43 | つれづれなるままに | コメント