39年ぶりの再会!

2018年の一月はまさに思いもかけなかった出会いの日々が続きました。その中でも39年ぶりの再会が!小学生時代に教わっていた家庭教師の先生との再会です。

小学生時代、私は本当に野球に狂っており、勉強そっちのけの日々を過ごしました。母親がそんな私を心配し、家庭教師の先生を小学校5年生の時より約二年間お願いしたのです。当時千葉大学の大学生だった先生。私はこの先生に多大な影響を受けることとなります。私の両親は共に大正生まれで職人の家を継ぐ運命にあったゆえに尋常高等小学校しか出ておらず、その長男として生まれ育った私の世界は本当に職人さん達に囲まれた狭い狭い世界でした。そんな時に私の家に来てくださった先生はやがて私の憧れの対象となったのです。その先生により、大学生ってこんなにカッコいいんだ!という憧れを抱き始め、同時にその世界の広さに感激しました。先生に教わったことは数知れないのですが、中でもお茶ノ水の本屋街を一日かけて巡るという楽しさを教えていただきました。やがて毎週末松戸から千代田線で新御茶ノ水まで早朝でかけては夜まで本屋街をさまよいながら自分の知らない世界の本を読み漁りました。やがて中学に入り、先生も専門課程でお忙しくなったということで、最後に教えてくださった英語のとある学習方法がありました。私はこの方法を教わった通りに中学時代に続け、その結果まったく得意科目もなかった自分に英語という武器が備わったのでした。英語が面白くて仕方なかった。そしてそれがやがて他の科目の楽しみとも重なり、勉強が楽しくて仕方なくなったのです(だから大学を学士から博士まで四か所もいったのですね苦笑) そんな私の世界を広げてくださった先生がたまたま昨年末、松戸の実家に立ち寄ってくださり、新年早々の再会となりました。朝の10時に新宿でお会いし、そのまま7時間半途切れる事なく話が弾み、本当に感慨深い、興奮覚め止まぬ一日を過ごさせて頂きました。小学校5年生と大学一年生だった二人が39年の月日を経て、、、ありがたい事です。

時は移ろいやすく、あっという間に過ぎ去ります。でもそんな中、必ず自分は様々な人々の影響を頂き、そして様々な誰かに影響を与えている。そんな恩送りを実感した一日でした。

 

2018-01-10 10:51 | つれづれなるままに | コメント

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