怒涛の勢いで走り去った7月前半!

6月後半を九州の旅公演で終えた後、7月があっという間に過ぎ去った。最初の1週間は毎日の大学講義の合間を縫うようにしてゼミの発表会の準備で東奔西走し、なんとか週末に無事に発表を終えることができた。翌週は大学講義の後、大阪へ移動し、某高校芸術鑑賞会へ。台風の心配も吹き飛び、集まった1200名の生徒さんを相手に思いっきり舞台ができた。ものすごい拍手と反応に疲れも吹き飛んだ。普段の筋トレやランニングが功を奏して爆弾を抱えた膝も好調で身体が軽い。現在78キロという絶好調の体重保持を続けている。本当にこの仕事が好きだ。

大阪から帰京すると、その足で東大病院へ向かう。小児病棟に笑いをプレゼントする「ゆいの会」のボランティア公演だ。長い病院生活を余儀なくされている子どもたちがたくさんいる。病院は治療はするが、こういった子どもたちの日常に笑いを提供する事はなかなかできない。その為に様々な芸人さんたちを病棟に招き、子どもたちに笑いとくつろぎを与えてあげようというのが、この「ゆいの会」の素晴らしい活動だ。カンジヤマは東大病院はこれで3度目。約8年前に一人で出演してから、2年前に弟子のBが加わり、そして今年はCも参加し、3人で特別支援教室の子どもたちにマイムをプレゼントした。終演後、代表の先生がおっしゃられた言葉が印象的だった。「今日こうして頂いた事を他のみんなに手渡していきましょう。」つまり頂いた笑顔とやさしさを周りの人々に今度はみんながあげてくださいという意味のお話だった。世の中の人々がそれぞれ周りの人々から分けてもらった経験、小さな喜びを自分の周りの人々にすこしづつ分けていったらこの世の中少しは良くなるのではないか。

さてさて、その翌日は一日赤坂のスタジオに籠った。早稲田大学院の修士の学生が論文のテーマにマイムを選んでくれたのだが、その担当教授に副査を頼まれた関係上、マイムの実験代になり、夜までモーションキャプチャーのギニーピッグ(実験台)になる。面白いテーマなのだがこれを科学的に解明するとなると、さらに複雑な要素がまじりあって大変な作業になる。他にも何人かプロのマイムたちに応援を頼んだのだが、みな快く引き受けてくれて感謝だ。長い道のりだが、意義のある実験になると思う。

さてさて、20日に控えた、恵比寿アートカフェ・フレンズでのトークライブまで1週間を切った。元NHKアナウンサーの村上信夫さんのゲストとして出演させて頂く。当日はマイムや今まで話したことのない裏話がたくさん飛び出す予定だ。みなさん、ぜひお越しくださいませ。お問い合わせ先:アートカフェ・フレンズ ℡ 03−6382−9050

 

 

 

 

2014-07-14 05:21 | つれづれなるままに | コメント

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