岡山から大阪へ

 

 

 

 

 

 

岡山県は新見市にやってきた。新緑が眩しい穏やかな陽だまりの中、公演前の昼食を会館の屋外のテラスで頂いた。新緑に身を包んだ山々が真っ青な空に映えて最高の至福感を味わった。これが幸せ、人生のクリスタルモメントとでも言おうか。ただ、そこにいる、今この瞬間が幸せなのだ。こんな最高の天気、季節、そして風景の中で食べる食事は、何十万円する最高級グルメよりも美味なものだった。

案の定、これだけの至福感に浸った後の公演は自然と力が程良く入り、初めてパントマイムを目にする高校生たちから満場の笑いと拍手を頂いた。終演後校長先生たちが直ぐさま舞台に駆けつけて下さり、その感動のお言葉を直にいただくことができた事も幸せの極みだ。疲れが吹き飛ぶ。終演後、スタッフを帰し、一人、岡山から新幹線で大阪へ向かう。

翌日、25日は先日の教育工学会でお会いした関西大学の久保田教授にお誘いをいただき、関西大学情報学部にてマイムのワークショップを行った。初めて関西大学を訪れたが、そのキャンパスの広大さ、美しさには驚いた。圧巻は学食のテラスからの展望!なんという贅沢なテラスだろうか。久保田先生にキャンパスツアーをしていただき、その充実した施設にこれまた感動。幸せな学生たちだ。

ちょうど同じ日の午前中NHKテレビで現在の日本の就学児の6人に一人が貧困家庭に育っているという事実を報道していた。せめて教育の機会だけでも平等に受けられる社会が欲しい。いや、そうなるように何かしなければと思った。

(写真は新見駅前と「まなび広場にいみ」のテラスでくつろぐカンジヤマA)

2013-05-26 12:23 | つれづれなるままに | コメント(5)

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