税金の行方


(館山駅にて)
今週は、文化庁の事業の舞台が連日続き、本年度の予定公演がすべて無事終了した。南房総市の小学校から東京、調布市、そして茨城県、水海道市へと走りまわった。途中の6日はご存知のとおり、気象庁の大雪予報に東京都民は散々踊らされた一日だった。私たちもまたこの雪警報に踊らされた仲間であった。
館山での公演を終え、ぐったりしていたのだが、次の調布の学校へと雪の前日夜に車を移動させておこうと安全策をとった。だが、これが裏目にでた! やっとの思いで渋滞を抜け、首都高速を調布インターでおりた一般道との合流地点。当の小学校がすぐに左折した通りに面していたため、ナビが左折を指示した。そして指示通りに左折し、しばらくすると後ろからパトカーに止められたのだ。なんとインターから出たそこの道は左折禁止だという。まったく左折禁止のサインは目に入っていなかったし、インターチェンジから一般道に合流しようとするときに人間の目は通常、その合流する目の前の道に視線を注ぎ、いちいち上方にある左折禁止など見ていないのではないか!!こんな合流寸前で上をみていたらそれこそ危ないと思うのだが。
それにあとでわかったことなのだが、(帰り際、徒歩で調布駅に向かう途中に目撃したのだが)、なんとパトカーは、その左折禁止のある側道の奥に隠れてずっと違反車を待っているのだ!!これには合点が行かなかった。なんて暇なことしているんだろうか。彼らは税金で給料をもらっているのでは?
だとすると私たちはこんなバカな!!一日中待ち伏せ行為をする警官の為に税金を払って給料をあげているのだろうか?もしも、ここの左折が危険なのならば、なぜそのまっている暇がある時間、交通指導をして、左折しようとする車に事前に注意をしないのだろうか?そしてもしもこの左折に違反者が多いとすれば、おそらくその標識のある場所に視覚的な問題があると思うのだが、こんな素朴なことも考えもせず、ひたすら罰金集金に時間と労力を費やす警察ってなんなんだろうか?あまりに怠慢であり、そして旧態依然とした陰湿な手法に呆れかえる思いがする。もっと前向きな方法があるだろうが。もっと視覚的に有効な標識の位置、見せ方があるだろうが。本当に事故をなくそうとする努力ではなく、いかにも集金の為の行為にみえてならない。こういった善処策をなにも創造的に考えられない事がどれほどこの国を停滞させていることか・・・役人たちの一端を見たきがする。

2013-02-09 12:22 | ひとりごと | コメント(3)

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