書いては動き、動いては書き~

三越劇場の興奮が冷めやまぬ間に翌日からNHKや大学授業などが続き、怒涛の一週間が過ぎてしまった。悲鳴を上げる身体をよそに、次々に用事ができては深夜帰宅。現在も大きな論文2本をリサーチし、依頼されている英文推薦状を何通も書き続け、卒業論文を審査しつつ、10日後までに作成する期末試験が4科目、テレビ収録1本、そしてその間毎日のように旅公演の舞台が続く。身体さん、ごめんなさい。
昨日は千葉の小学校。7時より仕込み、サウナ状態の体育館!!での午前午後と二公演をこなす。タオル6本ビチョビチョになり、衣装のワイシャツは4枚グショグショになった。大盛況のカーテンコールの後、バラシを終え、そのまま千葉から村上信夫さんのゲスト出演する霞が関のイイノホールへ直行。桂文我師匠の独演会。上方落語の『地獄八景亡者戯』(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)という一時間以上の大ネタを初めて見た。時事ネタとダジャレで満たされた物凄い作品だった。出演者が次々にコロコロ変わり、今誰が話しているのか一瞬戸惑う事もあったが、見事に演じていらした。その後、村上さんとの枝雀師匠のお話を聞き、色々勉強になった。前出の地獄八景~を枝雀師匠のような一人一人の役柄に徹底的に入れ込むタイプの噺家さんがあまりやりたがらないというのが物凄くわかったと同時に、お弟子さんでもやはり芸はそれぞれであり、この文我師匠にとっては比較的楽なネタだという事が物凄く勉強になった。帰りの電車の中でIpadに入れた振り付けを見ながらコックリコックリ半分寝ていた(苦笑)
さてさて、今日は伊勢崎までNHKのリサお姉さんのパント舞台版を見学に行き、そして明日は朝から再び金沢へ乗り、そして夜から仕込み。月曜から三日間の連続舞台を控えている。小松から七尾へ移動しながらの公演だ。

2012-07-07 06:47 | ひとりごと | コメント(6)

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