三越劇場公演!感謝を込めて

ご来場有難うございました!!
沢山の御運びに心から感謝致します! 初の三越劇場パントマイム公演はお陰さまで盛況のうち、無事終了いたしました。それにしてもなんと豪華な客席だった事かwww. 一番嬉しかったのは永六輔さんご自身がお身体を無理していらしてくださった事。本当に涙がでるくらい嬉しかった。
三越劇場にはミスマッチのような演芸場的な雰囲気でショーを始めたのですが、お客様はいたって喜んでついてきて下さったようでした。前半はあっという間に過ぎた。・・・などと書いてしまったが、実は冷や汗ものでした。それもそのはず、前半の最後は生まれて初めて人前で歌を歌いながらのマイム。そしてその歌っている先の客席には元宝塚の大スター、安奈淳さんを始めとした並み居るプロの歌手の皆様方・・・(汗)自分に「これはマイムなんだ!!歌じゃないんだ!!」と必死に言い聞かせながら無我夢中でした。永さんの「坊や」の前半を歌い、そして「寝がえりを打てば土筆は目の高さ」という俳句を披露。その後直ぐに「坊や」の後半を歌うはずだったのですが、マイムが終わるとそれはそれは満場の拍手を頂いてしまいました。感無量でした。帰り際に安奈淳さんにお声をかけられ、素敵なコメント頂いた時は全身鳥肌状態でした(汗)
後半、元NHKアナウンサー。村上信夫さんとの対談。村上さんとは17年来の友人。その村上さんは客席にいらっしゃる永さんにカンジヤマ・マイムの「坊や」の感想をダイレクトに伺うなんて事してくれたのでした。これも冷や汗ものでした。そうです、当の作詞家の永さんに!!永さんのお優しいコメントにも涙がでてしまいました。それにしても、村上さんのトークはやはり凄い。経験というゆるぎない力の源を感じました。昨日(翌日30日)の永さんのTBSラジオで、永さんはこのインタビューをとても楽しんでいらしたご様子で、なんと今度村上さんをTBSにお呼びするという。嬉しい限りです。(実は村上さん、以前から永さんの番組に呼んで下さらないかな~とお話していたのです!)これも嬉しいご縁。
芭蕉の「奥の細道」。今回はここ数年でカンジヤマ・マイムが遭遇してきた沢山の大切な人々との別れを舞台に反映させてみました。昨年父を亡くした時を始め、沢山の友人、先輩の告別式に臨み、カンジヤマ・マイムは様々な思いを胸にいだきました。そしてその度に、芭蕉が喝破された「人生は旅」という言葉を噛みしめながら万感の思いに浸っておりました。一瞬一瞬が夢のように過ぎ去り、楽しかったり、悲しかったり、嬉しかったりする人生。今日の舞台の一瞬一瞬もそんな夢の一つ。そしてこれも私達の人生の旅の行程の一部分なのでしょう。ほんの数時間だったかもしれませんが、この時間、空間を共有してくださった沢山のお客様。その皆様の「旅」の一部にカンジヤマ・マイムをお伴させて頂きました事に心より感謝申し上げます。

2012-07-01 05:50 | つれづれなるままに | コメント(9)

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