HTY


昨日は朝からHTY(ホノルル児童劇団)の新作May day is Lei day! の初日を見た。小学生低学年対象の作品が幕を開けてからその子供達の反応によってどんどん変化してゆくのは当たり前の事で、それを見るのが楽しい。昨日も色々な予期せぬ子供たちの反応やら行動があり、公演後も演出家のエリックと色々な話をし、対策を練った。その夜、役者のアルヴィンとエリックがホテルに会いにきてくれた。深夜まで近くのホテルのバーで互いの経歴やら今後のコラボの可能性などを話し合い、刺激的な時間を過ごした。なんと演出家のエリック・ジョンソンなる人物はかなりマイムの仲間と行動を共にしており、スペインでは有名なマイムグループ、エルトリシクレと活動し、そして友人にはその昔、七人の侍を三人で全編マイムで演じていた「ムービングピクチャーマイム」というグループのメンバーがいて、マイムの話に花が咲いた。その上、私の師匠が始めたメーン州の演劇訓練学校、サラブレーション・シアターにてクラウン、アバナーにも師事していたという入れ込み具合であった。話はみるみるうちに創作方法から即興訓練その他広範囲にわたり、時間を忘れて語り合った。
今朝は、再び早朝からダイヤモンドヘッドを一周してホテルまでの10kmを走り込んだ。そして最後の一日を無事に終え、明日ホノルルより帰国予定。一週間があっという間だった。体調は万全、そして様々な刺激を得て、勉強できたうえに、将来の様々な可能性が見えてきた。これからまたセシウム漏れが収まっていない国に帰らなければならないのが不安だ。思いっきり走り込むのも、風向きを考えたり、場所を選んだりしなくてはならない。こんな異常な状態の国はこれからどこへいくのだろうか. (写真はエリック、アルビンと共にワイキキのホテルのバーにて)

2012-03-21 05:54 | つれづれなるままに | コメント

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