月日を旅する体

先日早稲田のクラスの学生が唐突に、「先生の本、九州の実家の本棚にあります」・・・と。そして「僕たしか幼稚園の頃先生の舞台みていますよ。」といって色々舞台の内容を解説してくれた。驚くほどにいろんなこと覚えていてくれたのが嬉しかった。18年後、その幼稚園児は現在大学生として私のクラスを受講している。「まさかあの時の芸人さんに習うなんて思わなかったろ~?」と冗談まじりに返したが、内心感無量だった。先日は10年前に高校生としてカンジヤマの舞台をご覧になった方が公演先の高校の先生となっていらしたことをこのブログでも紹介したが、本当に月日というのは・・・つぎつぎと流れゆく、そして旅のようなものであって、その旅の中で様々な縁が生じる実に面白いものだ。一期一会というが、人間の出会いとは不思議な奇跡の連続ようなものだ。一生遭わない人々もいる反面、こうして何度かまったく違った形で出会う人々もいる。面白いものだ。

2011-12-04 10:58 | つれづれなるままに | コメント(1)

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