論理の履き違え?!

環境省が昨日、海水浴などに際して水質への放射性物質の基準を暫定的に設定したという。その記事の内容をみて最初我が目を疑った、そしてその論法に心底驚いた! (以下読売新聞ウェブ版より引用)
「基準は1リットルあたり、放射性セシウムが50ベクレル、放射性ヨウ素を30ベクレルで、飲料水(セシウムは200ベクレル、ヨウ素は300ベクレル)より厳しく設定。海水浴が日常生活に不可欠ではないことから、被曝(ひばく)量を可能な限り低く抑えることが望ましいと判断した。同省は、海水浴場の開設者に対して、1か月に1度程度、放射性物質の濃度調査や砂浜の放射線量を計測することも勧めている。」
「海水浴が日常生活に不可欠ではないことから」、・・・「飲料水より厳しく設定」した?!・・・これ、もしかして自分が認知障害か何かになっているのか?それとも・・・多忙な毎日で文章の読解力が非常に低下してしまったのだろうか?
(飲料水など)日常不可欠だからこそ、日常的に頻繁に大量に飲用するからこそ、内部被ばくを懸念して基準を厳しく設定するのが当たり前の処置ではないのか?海水浴を私達は一シーズンにどれだけ経験するだろうか?その回数の為に高い基準を設定する必要があるのか?むしろそれならば、海水浴には基準値にそって回数制限をし、その厳しく設定した基準値をそのまま毎日飲料水として、あるいは米を炊いたり、風呂に入ったり、非常に多様に大量に利用しなくてはならない水道水に適応した方が、日常被曝を避けるためにはるかに有用なのは火を見るより明らかなはずだ!!一体こういう論法を考え、そして指示する環境省ってどんな人種なのだろうか?たとえ官僚になるような高学歴がなくとも、一般常識をもってすれば直ぐ分りそうな事。一体この国の官僚様達って・・・この国をどうしたいのだろうか?国民を真剣に守ろうと考えているのだろうか?すぐさま水道水の釣り上げた基準をもとに戻して頂くよう強く希望する。

2011-06-24 05:06 | ひとりごと | コメント(3)

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