30年ぶりの再会

人の縁とは本当に面白い。先日早稲田の関根教授からある人を紹介したいと言われたのだが、名前をうかがってびっくりした。後藤幸弘氏。サンフランシスコ州立大学教授。なんと私が約30年前にハワイ大学の大学院に一時学んでいた時の友人だったのだ。彼はその頃ハワイ大学で博士号を取得中、そして私は修士号にて一時学んでいた(その後私はニューヨーク州立大学へもどったのだが)。30年後、まさか早稲田にてお会いするとは思いもしなかった。彼は今早稲田と提携しているカルフォルニア州立大学の学生の世話をしながら国際教養学部にて教えているのだがどうやら担当科目の曜日が違うため、一学期間講師控室ですれ違っていたようだ。遠い昔の話から今の話まで短い時間だったのだが、話まくってしまった。本当に人の縁とは不思議なものだとつくづくおもった。
その後急いで鈴本演芸場へ移動。上席の最終日を終わらせ、直ぐに広尾の東京女学館へ。東京私立初等学校協会、学校劇交流会による「みんなの玉手箱」というイベントに参加した。清明学園初等科と成城学園初等学校による小学生の学校劇が行われ、その後スタッフによる交流会が行われ様々な議論が交わされた。
もともと三年ほど前にこの研究会に講師として呼ばれたのだが、実際に小学生の学校劇を見るのは初めてだった。学校によってこんなにもカラーが違うものかと驚いた。一方、私学だからこそ可能な学校劇というイベントが本当に一般に広がる事の難しさをつくづく考えさせられた。

2011-02-10 10:50 | つれづれなるままに | コメント(1)

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