日本に蔓延する詐欺集団!!

と言っても何も振り込め詐欺などの集団ではないのです。今朝の朝日に改めてこんな記事が載っていました。http://www.asahi.com/national/update/0210/TKY201102100549.html つまり僧侶達が慣習的に葬儀屋さんに「読経の「仕事」を紹介してくれた」見返りにリベートを払っているとか・・・・そして自然とそれがお布施の額に反映されていると・・・情けない。無性にムカついた!!え?読経って仕事だったんだ?!じゃあ税金払いましょうよって思いました。私達も真面目にはたらいて税金払っています。もしもお仕事ならば税金ちゃんと払いましょ!! 実は私はずっと僧侶に憧れて生きてまいりました。ブッタの法をあえて世を捨てて全力で追い求める事ができる幸せな方々だな~~って憧れてきたのです。インドを訪れてはお釈迦様の足跡を辿りながら経典を読んで沢山の弟子たちが悩みながら苦悩しながら彼についていった当時に思いを馳せるのが大好きでした。そしてそんな事を日本でも実践する方々に何とか協力したいと思ってきたのです。残念です。
もっとも生きている内に全く仏教を顧みずに、身内が死んだからと言って突然にお坊さんを紹介してくれっていう一般人の方も都合がよすぎるのも確かですね。戒名にしても英語でいえばBuddhist’s name,つまりクリスチャンネームと同じで、自分が仏教の戒律を頂いて仏教徒になる誓いを立てるから頂ける名前なのでしょうね。なのに生前散々好きな事して、死んだから仏教の戒名くださいってのもなんだか虫がよすぎるような・・・・
もっともこれも自分がインドに滞在した時に感じたことなのですが、もともと戒名というのは別の意味もあるようで、インドでは名字を聞くだけでその人の階層(カースト)がわかってしまいます。したがって法の下での完全平等を主張する仏教において、その階層をまったく消してしまう為にも別の名前、戒名が必要だったようなのです。因みにインドのブッダガヤにある日本寺内においては現地の職員たちはファーストネームで呼び合っていました。これはお互いのカーストを分からないようにしないとスタッフ内でのいろんなトラブルが発生するからというのをうかがった事があります。だったら逆に日本に於いてその戒名をいくらいくら払ったからこんな長い凄い高尚な名前を頂いたなんてのもナンセンスですよね(爆)オイオイ、仏教って金で位が買えるのかい?って・・・・
そういえば先日新聞の記事で曹洞宗の地方のお偉いさんが自分の地位を守るために役員選挙前に金ばら撒いたって記事のっていましたっけね。何宗をさておいても曹洞宗が名誉、地位に執着するという事は自らの立宗の信念を真っ向から否定、侮辱するものでしょ。彼の道元禅師は修業された天童山を去る時に師の如浄禅師より一般衆生を救う為、決して権力に近付いてはならないと厳しく律せられたといいます。その精神が深山幽谷の地、福井永平寺へと導いたのです。有名な逸話に北條時頼が鎌倉にとどまろうとしない道元に土地を寄進しようとした時、その噂を自慢げに流布しようとした弟子に立腹し、その弟子を追放するとともに、その弟子の座禅の場を切り取り、床下の土を7尺も掘って捨てさせたという事が伝えられている程ですよね。まさに純潔孤高の清い精神こそが曹洞宗の存在そのものなのでは。ん~~~オンボウジシッタボダハダヤミ やれやれ

2011-02-11 05:11 | ひとりごと | コメント(7)

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