三年ぶりの西大寺にて

昨日は朝からワークショップ、そして夜は英語の公演だった。ここ西大寺には2007年におしゃべりなパントマイムを公演に訪れているので三年ぶりになる。ワークショップでは様々な子らとの出会いがあった。色々と考えさせられた。一言でいえば「子どもは夢と才能と可能性の塊」だということだった。出会った子たちを見ていると本当に宝の山ような才能の種、溢れるような純粋さ、そして憧れと夢が沢山詰まっていた。動くのが大好きな少年、写真が得意な少年、そしてクラウンが大好きでクラウンになりたいという少女、その他いろんな夢を描いていろいろなこだわりをもって生きている。短い時間だったが、沢山の楽しい思い出を身体で語りあった。どの子どもも宝石の原石のようだった。これらの原石を輝かせてやるも、そのままただの石に終わらせてしまうも私達大人の生き方、接し方次第なのだとつくづく心の底から感じた一日だった。そして世間の子どもたちの多くが「そまつにホッタラカシにされてしまっているか」という事もまた事実だ。ここ西大寺のサークルの方々はそんな子ども達の可能性を大事に大事にされている方々だ。そんなひた向きな態度に心を打たれる。これから私達はより一人一人、個々に十分に目を向けた子育てが大事だ。集団で成績を競う教育は荒廃をきたし、そしてそれからはみ出る子どもたちを「おちこぼれ」とレッテル付けするのみだ。学校の成績が人の知性のほんの一部であり、個々の中にはそれより輝きを増すユニークな知性があるのだ。それに目を向けなくてはならない。
高価な高価なダイヤをいつも大切に磨くように子ども達の感性を大事に大事に磨いてあげたい。彼らの中には物凄い種が眠っているのだもの。それに気づいてやれない大人は本当に罪なことをしているし、またこれをその子らが大人になって同じ事を繰り返してしまうのだ。その可能性という種に水をあたえてあげればその種はひとりでに芽を出し、そしてやがて大きな大きな花を咲かせる。ん~、自分も頑張らねば!!まだまだ旅はつづくのだ~~!!西大寺の子ども達ありがとう。英語が少しでも皆さんの役にたちますように。

2010-12-24 06:38 | つれづれなるままに | コメント(4)

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