三島から吉祥寺へ、子どもから大人へ

昨日20日は三島で子どもと親子の為の舞台。開演が6時からだったので、少し早めに当地に入り、念願の三島のうなぎを食べた。前回と同じ「うなよし」で食べた・・・・・といってもあとで主催者の皆さんに伺ったらなんと三島公演は13年ぶりだという。月日のたつのはまったくいやはや(汗)。スタッフと調子あわせて「大盛り!!」と頼んだのだが、うなぎが来てからその量にびっくり!!ごはんがなんと4杯分はあるのだ。何度も写真をとったがやはり半分くらい食べてからでないと、その盛りの凄さが伝わってこなかった(汗) (写真参照)。ん~、しかし旨かった。本当に!!し・あ・わ・せ
13年ぶりの三島公演は久々の子どものショーで盛り上がった。大人のショーも楽しいが目を丸くしながら大笑いする子どもたちも実にかわいい。そしてなによりも家族みんなでみてくれる、この親子でみるという経験が大切な時代だとつくづくおもう。価値観の多様化、そしてテレビの軽薄化が言われて久しいが、親子で同じものをみてその笑いを分かち合える、これはマイムの特権だと思う。年齢差は関係なく笑えるのがマイムの強さなのだから。
深夜に帰宅、そして翌日、つまり今日は吉祥寺にある前進座劇場にて「三人会」のゲスト出演。これまた凄い舞台だった。何しろ明日の落語界を背負っている三人がしのぎを削りながら切磋琢磨しあう精鋭対決の会なのだ。それにお客様もかなりの目利きが多いときいていた。最初から袖でそれぞれの師匠の「つかみの話芸」を聴きながらさすがだなとつくづく思った。本当に刺激になる。それぞれの噺へのもってゆきかたが実に面白い。
実は以前から前進座劇場はあこがれの劇場の一つであり、いつか自分もここでできたらなと密かに思っていたのだが、今日それが実現した。いつかここでカンジヤマだけの公演したいな~!!とにかく一流の師匠がたに囲まれて緊張の舞台はあっという間に終わった。一息ついて帰途に就こうとした時、ひと組の上品なご夫婦に声をかけられた。マイムの演目に事細かなコメントをいただき、その見識の深さに感銘を受けた。本当に芸能を愛していらっしゃる方らしく、その広く深い芸能に関する知識に圧倒された。やはり前進座のお客様は怖い。だが、こういった舞台を経験しなくては成長しないなとつくづく思った。実に有意義な一日だった。感謝感謝、そして合掌

2010-02-21 10:24 | ひとりごと | コメント(2)

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