大企業の良心!?

5月7日のブログに書いた不安が的中した!「自己責任と自己義務を考えた」 という項目
(http://kanjiyama.exblog.jp/9692750/) で自分はコーンシロップ自体のその精製過程とその作用の恐ろしさを書いたが、最近の毎日新聞のスクープによると、現在このコーンシロップという言葉は使われておらず、、「ブドウ糖果糖液糖」などと称されて清涼飲料水などに表示されているという。そしてこれらのコーンは遺伝子組み換え品使用という表示の義務がないのだともいう。毎日新聞がそれぞれの大手清涼飲料水の会社に問い合わせたらしい。以下毎日新聞より転載:
アサヒ飲料▽大塚製薬▽キリンビバレッジ▽サッポロ飲料▽サントリー▽日本コカ・コーラ▽ポッカコーポレーション▽ヤクルトの8社にアンケートし、清涼飲料への遺伝子組み換え使用の有無を聞いた。その結果、「一部使用」も含め、アサヒ飲料▽キリンビバレッジ▽サッポロ飲料▽サントリー▽ヤクルトの5社が異性化糖で「不分別」を使っていると答え、ポッカは「使用の可能性がある」と回答した。ヤクルトは「ほとんどの異性化糖メーカーが原料を遺伝子組み換えに切り替え始めている。組み換えでない原料の異性化糖は、必要量の安定確保が不可能になった」と説明した。一方、大塚製薬は「使っていない」とし、日本コカ・コーラは「情報公開を義務づけられた内容以上の質問には答えられない」と回答した。
コカコーラの「義務づけられた内容以上の質問には答えられない」という箇所に、こういった大企業の消費者に対する究極の姿勢を感じる。つまりあえて臭いものには蓋をという態度だ。自分が以前書いたそのコーンシロップの恐ろしさにプラスして、今度はそのコーン自体が遺伝子組み換えの品物だという。それを毎日多くの人々が知らずに選択の余地もなく口にしているのだ。しかも小さな子供までが・・・人間が私利私欲によって他を顧みなくなったとき、この人類の行く末が見えるような気がする。大企業は社会に貢献するCRSなどの派手な活動を今一度省みてもっと根本的な安全性という良心の立ち位置に立ち戻れないのかな~ まあ、無理かな(悲しいけど)
写真はハロウィーンの我が息子(今年は「不思議な国のアリス」のチシャ猫をリクエストしたそうな)…絶対に上記のような飲料水は飲んではいけないよ~!!

2009-11-01 10:19 | つれづれなるままに | コメント(2)

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