Birds of a feather!?



世界でもこんなに大勢の素人マイム芸人たちを一日中見ていられる場所はそうはないはずだ。かわるがわる老若男女がここに到着してはカメラに向かってパントマイムを始める。まさに人間に内在するドラマチックインスティンクト(劇的本能)をまざまざと見せ付けられた一日だった。フィレンツェからここピザに移動して、かの有名なピザの斜塔の下にたたずんで周りを見渡す。次々に訪れる観光客がなぜか皆一様に同じポーズをするのがおかしくて、斜塔よりもそちらの写真を取り捲った(爆)みなマイムの壁のポーズをとり、斜塔を支えようとする格好で写真を撮ろうとするのはホモサピエンスの普遍的な衝動なのだろうか!?おばあちゃんから、若者、男女の違いを問わず、また団体すらも含めてその無邪気さがおかしくてたまらなかった。みなマイムの「カベ」やってるじゃん!!このようにちょっと変わったきっかけ的な導入さえあれば、人間は簡単に想像力を刺激されて、身体を使って遊ぶようになるのだ。この導入のヒントこそ、教育演劇の手法の真髄だ。子供、若者の教育、いやすべての人々の教育にはこの「きっかけ」を与える導入になる味の素ならぬ、「遊びの素」が必要なのだ。さあ、みんな斜塔に向かってカベやってみよう(爆)

2009-03-10 03:49 | つれづれなるままに | コメント(3)

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