教員研修会にて

6日は日本私立小学校連合会の東京地区教員研修会が成城学園初等学校(小学校)で開催された。カンジヤマ・マイムは午後からの教科別研究会の「学校劇部会」の講師としてお招きいただき、実際の舞台や、ワークショップをお集まりになった都内の私立小学校の先生方にお見せする機会をいただいた。小学生の為の舞台を大人の先生方だけが見ている場でそのままするのも何かぎこちなく思い、思い切って英語のショーの一部と一本の作品を抜粋してお見せした。カンジヤマ・マイムのショーは常にインターアクティブであり、その客層により話しかた、内容がかなり変わるのであえて子どものショーをそのまま大人の前ではやらないし、またやれるものではない。しかし、とにかく嬉しい事に沢山の先生方がお集まりくださり、最後にはすっかり子どもの目線になってパントマイムをご覧になられていた。
舞台の最初にお尋ねすると、パントマイムを生の舞台でご覧になった事のない先生方が大勢いらっしゃったのには少々驚きを隠せなかった。もっともまだまだこの国では、ちゃんと子どものための舞台構成でマイムを見せられる劇団が少ないのだからいたし方ないことだろう。この会を主催されたメインメンバーの「日本児童劇作の会」のみなさんにしても、やはりパントマイムのイメージとは、いわゆるイリュージョンだとか、表面的なテクニックであり(やはり大道芸のイメージだろうか)、マイムでストーリーをちゃんと語るという事はイメージし得なかったと正直な感想を後で告白してくださった。ん~、まあ、すこしずつこのイメージを変えていかなくてはいけないのだろう。まだまだ頑張らねば!!道は遠い~

2008-06-07 01:14 | ワークショップ | コメント

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