東村山公演

いよいよ6月、まず最初の日曜日は東村山での英語とマイムのショーで始まった。このショーもいよいよ構成にたくさん遊びが出てきてどんどん面白くなってゆく。基本動詞の動詞句がいかに日常で使われて便利かをマイム的なユニークな解説を施しながら動いて笑いながら学ぶ異色英語教育マイムショーなのだ。
最近またまた新聞紙上で教育再生懇談会が英語教育の強化を求めて、国に小学校3年から英語を必修化するように提案した。そしてそのために英語教師にTOEICなどであるレベルの点数を取る事を条件とするように提言した。「おいおいおい!!もっと慎重にかんがえてくれ~」理想はいいが足元の現実を見ようぜ!!そんなに豊富に人材が確保できるものだろうか。TOEICなどで英語教育の適性が判断できるのだろうか?もし、今現在自分の息子が英語教育を小学校で受けねばならないのなら、そしてそれが絶対の義務ならば、自分はあえて日本を出たいと思っている。なぜならば弊害が多すぎるからだ。今自分は息子になるべく標準的な英語の音に耳をなじませてもらうように努力している。遊んでいる背景にもなるべく生の英語を流している。だから最近までりんごは「エポー」(これはもちろんなるべく英語らしく表記しているつもり)と発音していた。だが、大正生まれの両親と一日遊ばせていたら、いつの間にか夕飯の時刻あたりには「アップル」と見事におじいちゃんの日本語的な音!?になっていたのだ!!(笑)こんなことが今現在の小学校で起こっていることはまず間違いない。そしてそんな弊害をあえて今なぜ推進しようとするのだろうか。
まずは人材育成を心がけましょうよ!!そして文科省もちゃんと過去の教育方針の効果と結果をみすえて責任の所在をはっきりさせるような仕組みをつくってほしいものです。なぜならば過去の教育方針(たとえばゆとり教育)の失敗などの責任はだれがとったのでしょうか?いいな責任取らないですむ仕事って!!ひずみは子どもたちがかぶり、そして誰もその責任をとらないまま、またまた変な方向へ英語教育が進み始めている今日この頃の日本です。(写真はカンジヤママイムの英語とマイムのバラエティー)

2008-06-02 06:27 | イベント | コメント

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