立派に闘っている子ども達と共に!!

昨日は病院の中にある都立の支援学校を訪れて、入院している子ども達の為にパントマイムのショーを行った。ここは三年ぶりの訪問だ。http://kanjiyama.exblog.jp/7434626/ 様々な子ども達がいる。でもみんな一様に楽しそうな顔をしながらマイムに見入ってくれていた。 様々な病状があるようだが、みな一生懸命に闘っている。そんな生活の中のほんのひと時を一緒に過ごさせて頂ける事に感謝だ。
「普段はあまり反応が無いんですよ!」と公演前に一応予告されてはいたのだが、一旦ショーが始まるとそんな心配はどこ吹く風か!!彼らの顔がどんどん和んでゆくのが手に取るようにわかった。最後の質問コーナーにもどしどし子供らしい!?単刀直入な質問が飛び交った。おそらく「この人達、馬鹿やって、自分達と同じレベルだぜ」って安心したんだろうな(苦笑)大の大人が馬鹿やって遊んでいる。これだけでいいと思う。なぜならば普段彼らが目にしているのは真面目な顔をした医師たちなのだから。(これは批判ではなく、真剣に治療と向き合ってくださっているという意味) 
それに、パントマイムのテクニックはやはり素晴らしいと思う。これは自分のテクニックではなく、遠い昔数々の先達たちが時間をかけて練りに練った身体表現の技術なのだ。だからこそ、洗練されたテクニックは子ども達を虜にする力がある。そしてそんな事見せながら、バカバカしい事やって遊んでいる大人たち。これを常に子供に見てほしいと思う。つまり真剣に遊ぶのだ。すると時を忘れる。今に生きられる。過去の不安、将来の不安とは大人たちが子供に植え付けるガラクタなのかもしれない。そんなガラクタを一瞬でも払しょくしてくれるのが遊びへの没頭だ。「今、ここ」に生きて目一杯笑って楽しむ。こんな時間を共有できた私達は本当に幸せだ。
また是非ここを訪れたいと思うし、まだまだ沢山の子ども達が全国にいて、こんな時間の共有をまっている。以前もご紹介した「ゆいの会」がこうしたコーディネートをしてくださっている。全くの非営利団体です。是非みなさんも様々な形でご協力をお願い致します!!
ゆいの会 http://www.yuinokai.net/greeting.html#ptop

2011-07-06 08:52 | つれづれなるままに | コメント(1)

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