沼津にて

沼津にての第一回高校芸術鑑賞公演が終わった。ご担当の先生が終演後舞台裏に見えて、「こんなに生徒たちが集中してみているとは思いもよらなかった」とおっしゃられていたと同時に「正直いってマイムで一時間半も持つとは・・多少不安でした」と正直な鑑賞前の感想を語られていた。言葉のもつイメージ、またはそれが作り出す先入観とは恐ろしいものだ。と同時にいかに今までのマイムが表面的で無味乾燥だったかという事。そしてその先入観を払しょくすることが如何に困難な事か・・・   本当に最初から若者たちは集中して、そして舞台を楽しんでくれた。やりがいのあるステージだった。
マイムという演劇の孤児を如何に楽しく演出してゆくか、そしてそのネガティブなイメージを如何に払しょくしてゆくのか。これがいつものテーマだ。テレビ、マスコミはそんな事は問わない。彼らの眼差しは目先のの面白さを先取りすることだけだ。マイムの壁がスチール写真で見るとまったくそのダイナミズムを失うようにカンジヤマはその姿、素顔をみるとただの地味な人間。だが、動けばそれが違うという事をわかって頂ければそれでよい。明日もここ沼津での二回目の公演。楽しみだ。なにせここでは今年だけで計4回の公演があるのだから・・・・。

2010-11-10 06:40 | ひとりごと | コメント(1)

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