中日(なかび)

鈴本演芸場の中日でした。思いもかけず、三遊亭円歌師匠が突然寄席に飛び入り!お客様が湧いた!!楽屋でも楽しいお話を伺った。その後、今日は舞台がはけてから、トリの歌武蔵師匠においしいウナギをごちそうになって今帰宅。末広町の久保田という昔からの老舗らしい。いやいやおいしいウナギだったのだ。
師匠とお弟子さんたちが楽しそうに話しているのをみると、本当に子弟関係とはうらやましいとつくづくおもった。マイムにはこういった子弟関係はなかなかないから。
驚いたのは円歌師匠の記憶力だ。最後に円歌師匠と長い旅のお仕事をさせて頂いたのは98年の文化庁移動芸術祭であったのだが、その旅のことはもちろん、師匠は私と初めて出会った時の事もしっかり覚えてくださっていた。これには感激だった。私すらも言われて、そういえばと思うくらい懐かしい事だった。たしか15年以上前に長野善光寺の瓦修復作業が終わった大きなイベントがあり、そこで永六輔さんが学校ごっこをやろうと、企画した時だった。なんと善光寺を大きな学校とみたて、そこで校長に松原泰道先生、そして教頭に無着成恭さんと三遊亭円歌師匠をむかえ、講師に永さん、内海佳子好江師匠、松島ともこさん、佐藤宗幸さん、などなど本当に豪華な講師陣の末席にカンジヤママイムがくわえさせて頂いたのだった。そこで初めて円歌師匠にお会いし、それからのお付き合いさせて頂いたことをしっかり覚えていて下さったのだった。もちろんその時とは違うカンジヤマに関してかなり突っ込まれましたが(苦笑)
あの頃の前座さんたちがみな今は一人前の真打ちさんたちに!時の過ぎるのは・・・楽しい楽しいひと時を師匠がた、ありがとうございま~す!!合掌
写真は円歌師匠と久保田にて

2009-02-05 10:51 | つれづれなるままに | コメント

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