イギリスを走る

アビーロードにて

イギリスです。ロンドン〜ストラットフォード・アポン・エイボン〜オックスフォードと旅をしております。この間、一週間は船上での生活でしたので、なかなかネットにアクセスできずに、ブログが滞ってしまいました。今回はこちらでの早朝ランニングのお話。

初日はロンドンの早朝5時から滞在するホテルのあるウェストミンスター地区の地理感覚を付けるために走り回りました。その数日後、近くになんと例のビートルズで有名になったアビー・ロードスタジオがあることに気づき、その周辺をカメラを持ちながらランニング。そして、遂にあのアルバムのジャケットの横断歩道を発見!!近くを通りかかった路上清掃のお兄さんにお願いしてこの写真を撮影!!早朝に関わらず、かなりの交通量なのでなかなかゆっくり歩いての撮影は無理なので、今回はあえて走りながらの撮影となりました!あこがれのビートルズ、来たぜwww

その後のストラットフォード・アポン・エイボン。文字通り、エイボン川沿いにあるストラットフォードという意味の街。ここはシェークスピアの生まれ故郷であり、終の棲家のあった場所。ここの初日はエイボン川から街を散策しながら、郊外にあるシェークスピアの妻、アン・ハタウェイのコッテージへのランニング。小雨の中、予期せぬランニング用の抜け道を見つけ、人の家の庭先のような小道を一直線にチューダー朝の家のたたずまいを眺めながらのランニング。

アン・ハタウェイのコッテージ

 

ストラットフォードを後にして、ここのキャナル(用水路)より、ナローボート(narrow boat)と呼ばれる貸切船に乗り、一週間をここより上流に向けて船の旅。水路脇に夕方船を停め、翌日その町の周辺をランニング。っといっても用水路は徐々に高度を上げていくために、その度ロックと呼ばれる水門を手で開け閉めしながら水門の水位を調節して船を上流に向けて進めてゆくので、移動距離は(特に最初の日はなんと12個もの水門を通過なので)いたって短い。翌日はなんと、たった8~9キロ離れたウィルムコートという村だった。この朝のランニングは、シェークスピアの母親、メアリー・アーデンの実家のある場所。何もない、草原の中の道を約10㎞走る。

後で知ったのだが、なんとここは樺太あたりと同じ緯度だそうで、走ってもなかなか汗がでないくらい涼しい。日本の友人からは、とにかく猛暑で熱中症が続出しているというニュースを聞き帰国するのが怖いような・・・

今まで読んだり、聞いたりしていたシェークスピア、あるいはエリザベス朝に関する知識が体感と共に味わえるような毎日であります。

2013-08-18 05:55 | つれづれなるままに | コメント(4)

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