映画と演芸

今日は新宿末広に一時半にあがり、その足で池袋へ。6時まで空いた時間に近くの映画館へ駆け込みハートロッカーを見て、終演後ダッシュで池袋演芸場へ。6時20分の出番を無事終えた。いや~アカデミー賞受賞の映画とあってなかなかの人気だったが、正直いってそれほどの映画なのか疑問に思った。アカデミー賞授与の裏にアメリカがトラウマとして持っているイラクへの罪悪感とアメリカ兵士への懺悔の気持ちが賞を後押ししたような気がする。芸術としてのセンスはそれほど優れていたとは思わなかった。淡々と爆弾処理班の死と隣り合わせの日常をつづってゆくのだが、そこには最後にあっという間にまとまってしまう至って単純なエンディングがあり、(もちろんこの繰り返しを言いたいのは重々承知だが)それはあまりにも平面的な描写で終わる。確かにドキュメンタリータッチの重要な注意喚起の意義は認めるが、映画としては如何なものか?
演芸場についてだが、自分はまだ定席は上野鈴本と国立だけではあるが、それにしても正直な話、新宿と池袋の寄席にまだピンマイクがないという事に唖然とする。寄席の演目も多様化しているし、せめてピンマイクくらいあってもいいのにな~とつくづく思うのだが・・・・それに特に池袋には未だに音源はカセットテーププレーヤーしかない事にも驚いてしまう!! まあ、私ごときが偉そうなこという立場にはないのは重々承知だが・・・・何しろ毎回毎回池袋に入るたびにチケット買わされそうになるのだから(爆)どうも芸人には見えないらしい……(苦笑)

2010-03-13 10:28 | つれづれなるままに | コメント(3)

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