ショパンの生涯Life of Chopin by Piano and Pantomime
関根勝の演出によって、円熟のパントマイム演者の藤倉健雄が、
小林功により格調高く演奏されるショパンのピアノ曲を背景に、天才的音楽家ショパンの生涯を描き出します。
ショパンのワルツ・マズルカ・ポロネーズなどのピアノ曲に合わせて繰り広げられる
パントマイムの独自の表現と情感豊かなショパンの音楽にご期待下さい。
「ピアノとパントマイム:ショパンの生涯」の公演はピアノの小林功が
カンジヤマ・マイムの藤倉さんと一緒に舞台を作ってみたいと提案したことから始まりました。
最初は奇想天外の発想と思われた小林功の提案は、すぐに演出の関根勝が面白いと言い出し、
カンジヤマ・マイムの藤倉さんに出演を打診して決まりました。
ピアノの音楽にも、パントマイムにも人間の想像力を直接的に導く言葉がありません。
ピアノの音とパントマイムの動きだけで表現をいたします。
逆説的にはなりますが、
限定された表現手段ゆえに観客の皆様の想像力に訴える必要が生じてきます。
言葉を使わないということが、逆に表現を豊かにするということもございます。
公演を通してショパンの生涯に思いをはせていただければ、幸いでございます。
Project Si Producer 川橋範子