沖縄を思う日!

今日6月23日は沖縄戦が終わった日。正確に言うと、沖縄守備軍である第三十二軍の牛島司令官と長参謀長が自決し、沖縄における組織的軍体制が消滅した日です。実際はこの後もまだまだ悲惨な殺戮が続きます。4月1日に米軍が沖縄に上陸してから今日6月23日まで梅雨の雨降る中、海上からの米軍の集中砲火、そして空からの機銃照射を浴びながら逃げ惑った沖縄の人々。そしてお国の為という大義名分の中、命を落とした多くの兵士たち。だが結局国体というのは国民一人一人の命ではなく、天皇陛下を一日でも長く守るためのものだった。糸満市摩文仁の平和祈念公園へ行ったときのあの押しつぶされるような胸の痛みは今も忘れない。これを僕らは後の代に確実に伝えていかねばならない。
あれから75年が過ぎ、今もなお沖縄は本土の一部の政治家のエゴによってさまざまな苦しみを強いられている。残念ながら今年はコロナの影響で毎年見ている「ひめゆり」という映画の上映が無い事がわかった。残念でならない。毎年、ひめゆりの女性たちの口からこぼれ出る悲しい、そして悲惨な経験に僕と息子は戦争の罪深さを再確認させて頂いている。来年は是非!!

2020-06-23 03:34 | つれづれなるままに | コメント

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